CBR600Fシリーズは初のフルモデルチェンジが行われナンバリングもF4となったPC35。
何もかも新しくなったわけだけど一番大きな変更点は遂にアルミフレームとなった事。これによって大幅な軽量化と高剛性を果たしました。
アルミになった為か初めてフレームが剥き出しになったFでもありますが、他にもエンジンを更にビッグボアショートストローク化することで馬力は再び上がって110馬力に。
110馬力/168kgなんて600SSと言っても差し支えない性能ですよね。
こうなったのは実はCBR600Fが開拓したジャンルでライバル達との競争がすでに始まっていた。
そしてそのクラスに油を注ぐ事になったのが市販車レースの600ccクラスが出来たこと。こうなると競争の激しさが今まで以上に増すのは必然。
ホンダもレースそしてライバルに対抗するために出したのが全面維新されのがこのF4というわけ。
でもアルミフレームやビッグボア化をする一方で一体型シートやグラブバー等、あくまでもオールマイティに使える勝手”Fコンセプト”は譲らなかったわけですね。
主要諸元
全長/幅/高 | 2060/685/1130mm |
シート高 | 810mm |
車軸距離 | 1400mm |
車体重量 | 198kg(装) |
燃料消費率 | 31.6km/L ※定地走行テスト値 |
燃料容量 | 18L |
エンジン | 水冷4サイクルDOHC4バルブ四気筒 |
総排気量 | 599cc |
最高出力 | 69ps/10750rpm [110ps/12500rpm] |
最高トルク | 5.3kg-m/7500rpm [6.6kg-m/10500rpm] |
変速機 | 常時噛合式6速リターン |
タイヤサイズ | 前120/70ZR17(58W) 後180/55ZR17(73W) |
バッテリー | FTX9-BS |
プラグ ※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価 |
CR8EH-9 または VUH24D |
推奨オイル | Honda純正ウルトラG1(10W-30) |
オイル容量 ※ゲージ確認を忘れずに |
全容量3.7L 交換時3.0L フィルター交換時3.3L |
スプロケ | 前16|後43 |
チェーン | サイズ525|リンク108 |
車体価格 | 798,000円(税込) ※[]内はUK仕様 |