CBR650R/CB650R(RH03)-since 2019-

RH03

「The Future of the Modern Sportbike」

650Fの後継となるCB650RとCBR650Rで型式はどちらもRH03型。

Rという末尾からも分かる通り先代よりも軽量化と足回りの強化でスポーツ志向なモデルとなりました。

CB650RとCBR650R

最初に主な変更点を上げると

・フレームの形状及び製法の変更

・ホイールの変更

・ボトムブリッジのアルミ化

・倒立フロントフォーク

・ラジアルマウントキャリパー

・エンジンの見直し

・給排気系の見直し

・トラコン&ABS

・フルLED化

※クイックシフター(UPのみ)

※グリップヒーター

※ETC2.0

※アクセサリー電源

などなど。※はオプション

CBもCBRもステップとハンドルを下げてかなりヤル気なポジションになってますね。

CB650R/CBR650Rポジション

ハンドリングも倒立フォークとボトムブリッジのアルミ化などでフロント剛性をかなり上げているのでSSの様なキビキビ系にされています。

ただその一方でメインフレームは綺麗なスチールフレームからは大きく変えずサスもダイレクト感重視のリンクレス。

CB650R/CBR650Rフレーム

「あくまで主戦場はストリート」

という事を主軸においているのが分かりますね。

そういえばCB250Rやcbr600fで説明し忘れていたんですがネイキッド版のCB650Rの方はシリーズの例に漏れず特別塗装の赤を採用したモデルが用意されています。

CB650R赤

『キャンディークロモスフィアレッド』

という色です。

光の透過率を格段に向上させ見る角度によって豊かな立体感を実現した三層構造の塗装。

キャンディークロモスフィアレッド

なんでもこれは一層目に赤顔料と反射率の高い『高輝度着色アルミフレーク』と呼ばれるものを『配向制御』といって重ならず平らに敷き詰める様に塗り、その上から透明度と彩度の高い赤顔料を塗ることで可能にした色との事。

車も知る人は

ソウルレッド

「マツダのソウルレッドじゃん」

と思うかもしれないですね、人気ですし。

ただ実はこの『配向制御』を一番最初にやった日本メーカーは他ならぬホンダなんです。

スーパープラチナメタリック

2005年に発売されたシビックの『スーパープラチナメタリック』という色が国産初。

実はホンダの方が先にやってたんですね・・・この時マシーンシルバーとかソウルシルバーとか銘打ってアピールしていれば。

話がズレてきたので戻しますがCB-Rシリーズの中でも650はCBRとの兼ね合いもあってか比較的スタンダード・・・というか250と1000が突き抜け過ぎてるので良識あるCB-Rと言ったほうが良いかと。

CB650Rネイキッド

ただCB650Rが兄弟車より突き抜けてる部分も勿論あります。

今どき珍しい中低速重視の直四な事から直四を気軽に楽しめる事もあるんですが、何よりエキゾーストパイプですね。

CB650R壁紙

CB400FOURを彷彿とさせる集合管。

先代からの物がベースで排気の音質をアップさせたものなんですが、まるで外装をエキパイに合わせるかの様に変更した事でシリーズで一番ネオレトロ感が強いモデルになりました。

そしてもう一つのフルカウルバージョンであるCBR650R。

CBR650R/RH03

CBR1000RRと区別がつかないほどの戦闘的なルックスになったというか、サイズから見ても存在感はこっちのほうが大きかったりします。

CB650Rとの主な違いとしてはセパハンによる前傾ポジションもそうなんですが大きいのはエアクリーナーボックス。

CBR650R吸気

前後から吸う形にして安定性を取り低速重視にしているCB650Rに対し、CBR650Rはラム圧を稼げるように前方からストレートに吸えるスーパースポーツ系と同じ形にして高速重視に。

だから実はレスポンスが結構変わっています。

ところで少し小言を言わせてもらうとCBR650Rってアレですね・・・

CBR650RとCBR600F4i

CBR600F4iの再来ですよね。

F4iを知る人ならCBR650Rは

「F4iにABSとトラコンが付いたモデル」

といえばこれ以上の説明は要らないかと思いますが詳しく知らない人に説明すると、系譜を辿ると分かるように元々このクラスはCBR600Fがオールラウンダー直四スポーツとして人気が出たことで確立されたクラスです。

そこから人気とともに性能競争が激化した事でCBR600Fもスポーツ性を上げるモデルチェンジを繰り返し最終的にCBR600RRへとなりました。

CBR600の歴史

その中でCBR600F4iはあくまでストリートバイクだったCBR600Fをベースにスポーツ性を高めた最終モデル。

だからスポーツなのかスーパースポーツなのか非常に微妙な立ち位置でした。でもその微妙な立ち位置のおかげで街乗りからツーリングはもちろんの事、サーキットからジムカーナから果てはエクストリームまで色んな部門で重宝される本当にオールラウンダースポーツでした。

そしてこのCBR650R。

CBR650Rイギリス仕様

ストリート重視のオールラウンダーCBR650Fのスポーツ性能を高めたモデル・・・そうF4iと全く一緒なんです。

・厳し過ぎないポジション

・低域からトルクフルな直四

・100万円を切るコストパフォーマンス

などの特徴、そしてスポーツなのかスーパースポーツなのか非常に微妙な立ち位置まで一緒・・・でもだからこそ同じ様に何でも出来るし、何でも楽しむ事が出来る。

CBR600R壁紙

これはスペックが求められたSSブームが去った今だからこそ許されたモデルでしょうね。

FでもRRでもなく『シングルR』という名が本当によく似合ってる。

主要諸元
全長/幅/高 2130/750/1150mm
[2130/780/1075mm]
シート高 810mm
車軸距離 1450mm
車体重量 207kg(装)
[202kg(装)]
燃料消費率 21.3km/L
※WMTCモード値
燃料容量 15.0L
エンジン 水冷4サイクルDOHC4バルブ四気筒
総排気量 648cc
最高出力 95ps/12000rpm
最高トルク 6.5kg-m/8500rpm
変速機 常時噛合式6速リターン
タイヤサイズ 前120/70ZR17(58W)
後180/55ZR17(73W)
バッテリー YTZ10S
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
CR9EH-9
または
U27FER9
推奨オイル Honda純正ウルトラG1(10W-30)
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
全容量3.5L
交換時2.6L
フィルター交換時2.9L
スプロケ 前15|後42
チェーン サイズ525|リンク118
車体価格 923,400円(税込)
[999,000円(税込)]
※[]内はCBR650R
系譜図
CBR600F Hurricane1987年
CBR600F Hurricane
(PC19/23)
CBR600F2(PC25)

1991年
CBR600F2
(PC25前期)

CBR600F3(PC25)1995年
CBR600F3
(PC25後期)
ホーネット6001998年
HORNET600
(PC34)
CBR600F4(PC35)1999年
CBR600F4
(PC35)
CBR600F4i(PC35)2001年
CBR600F4i
(PC35)
CB600F HORNET(PC36)2003年
CB600F HORNET
(PC36)
ホーネット600(PC41)2007年
CB600F HORNET
(PC41前期)
CB600F HORNET(PC41)2011年
CBR600F
CB600F HORNET
(PC41後期)
2014CBR600F(RC83)2014年
CBR650F
CB650F
(RC83)
2017CBR600F(RC83)2017年
CBR650F
CB650F
(RC83後期)
CBR650R2019年
CBR650R
CB650R
(RH03)

【関連車種】
MT-07の系譜GSX-S750の系譜Ninja650/Z650の系譜空冷MONSTERの系譜

CBR650F(RC83後期) -since 2017-

2017CBR650F

EURO4への対応を機にマイナーに近いモデルチェンジした新型のCB650FとCBR650F。

主な変更点としてはヘッドライトのLED化を始めとした外装の変更、フロントフォークのデュアルベンディングバルブ(SDBV)化など細部のグレードアップ的なもの。

ディアルベンディングバルブ

NC750Xにも採用されて向こうで説明したけどこのSDBVっていうのは簡単にいうと既存のフロントフォークのままコンフォート性能を向上させることが出来るサスペンション。ハーレーの一部の車種も採用していたりします。

他にも吸排気の見直しで3kW(4馬力)ほどアップしている模様。

CB650F
(RC83後期)
-since 2017-

2017CB650F

相変わらずエキゾーストパイプが綺麗ですが、エンジンカバーが色分けされた事で600RR譲りの主要三軸のトライアングル配置アピールも効いてますね。

さてさて・・・もう先代で言いたいことは言ってしまったので書くことも無いのですが、改めて650Fについて調べてわかったこと。それはデザインです。

2017CB650F/CBR650Fフロント

語るほどのデザインじゃないとお思いでしょう・・・正直同感です。

このデザインの流れを作った先々代のCBR600F(PC41)いわゆる第二世代600Fのデザイナーはメイン市場がイタリアということでイタリアの・・・イタリアホンダの・・・・すいません名前を失念してしまいました。

2017CB650Fリア

まあとにかくイタリアの方なんですが、デザインコンセプトとしたのは

「10年後にもっと好きになるデザイン」

だったそうです。

このコンセプトを見た時、コレほどまでにこのバイクを表す表現は無いのではなかろうかと、掴みどころがないと言った事を恥じるほど感心しました。

2017年式CB650F|CBR650F

見た目もそれほど美味しそうではなく、少し噛んだくらいでは味がない。もういいやとアゴが疲れてきた頃になって濃厚な味が出てくるスルメみたいなバイク。

それが30年以上も系譜が続いているCBR650FそしてCB650Fの武器であり魅力ではないかと。

主要諸元
全長/幅/高 2110/780/1075mm
[2110/755//1145mm]
シート高 810mm
車軸距離 1450mm
車体重量 208kg(装)
[213kg(装)]
燃料消費率 21.4km/L
※WMTCモード値
燃料容量 17L
エンジン 水冷4サイクルDOHC4バルブ四気筒
総排気量 649cc
最高出力 90ps/11000rpm
最高トルク 6.5kg-m/8000rpm
変速機 常時噛合式6速リターン
タイヤサイズ 前120/70ZR17(58W)
後180/55ZR17(73W)
バッテリー YTZ10S
または
FTZ10S
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
CR9EH-9
または
U27FER9
推奨オイル Honda純正ウルトラG1(10W-30)
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
全容量3.5L
交換時2.6L
フィルター交換時2.9L
スプロケ 前15|後42
チェーン サイズ525|リンク118
車体価格 923,400円(税込)
[999,000円(税込)]
※[]内はCBR650F
系譜図
CBR600F Hurricane1987年
CBR600F Hurricane
(PC19/23)
CBR600F2(PC25)

1991年
CBR600F2
(PC25前期)

CBR600F3(PC25)1995年
CBR600F3
(PC25後期)
ホーネット6001998年
HORNET600
(PC34)
CBR600F4(PC35)1999年
CBR600F4
(PC35)
CBR600F4i(PC35)2001年
CBR600F4i
(PC35)
CB600F HORNET(PC36)2003年
CB600F HORNET
(PC36)
ホーネット600(PC41)2007年
CB600F HORNET
(PC41前期)
CB600F HORNET(PC41)2011年
CBR600F
CB600F HORNET
(PC41後期)
2014CBR600F(RC83)2014年
CBR650F
CB650F
(RC83)
2017CBR600F(RC83)2017年
CBR650F
CB650F
(RC83後期)
CBR650R2019年
CBR650R
CB650R
(RH03)

CB650F(RC83) -since 2014-

2014CB650F

「Welcome to the L4 CB world」

生産国をタイに変更しグローバルモデルに昇格したことで遂に日本でも正規販売される事となったCB650FとCBR650F。排気量が600を超え650ccになったことから型式もPCからRCに。

親しまれたペットネームであるホーネットはもう付かないみたいですが、それよりもエキゾーストパイプに目が行きますよね。昔を知る人ならピンとくるでしょう。

おお400

ドリームCB400FOURで話題となった流れるエキパイを再現しています。

これは先々代から取り入れていたデザインなんだけど触媒の関係でここまで綺麗に整ってはいませんでした。

CB650F

それがこのモデルからキャタライザー(触媒の弁当箱)がサイレンサー一体となったことからここまで綺麗に出来たというわけ。こんなことされたらもうマフラー変えられないですよね。

当然ながらCBR650Fも合わせて登場。

CBR650F
(RC83)
-since 2014-

CBR650F

自慢のエキパイが見えにくくなってるのがちょっと残念ですね。

CB650FとCBR650Fの大きな違いとしてはカウルの有無による防風性は勿論だけどポジションも先代に引き続き結構違います。

CBR650エンジン

ポジションは(先代もそうだったんだけど)CBに比べ少しだけ前傾姿勢。

先代の600Fとデザインがあまり変わってない点から排気量が上がっただけと思われがちだけど中身は全くの別物。というかそもそも600Fは売らなかったから知らない人が多いか。

650Fからタイ製に変わり欧州メインなモデルだったのがグローバルモデルへと昇格しました。タイ製って聞くとマイナスなイメージを持つ人もいるかもしれないけど、グローバルモデルというのは世界中で売れるから数が出るからそれだけ開発費の価格反映を抑えられるという事。

CBR650エンジン

エンジンは先代のものから更にストローク量を伸ばしてより低速から力が出るように改良。フレームもスイングアームも新造しメインフレームもバックボーンからツインチューブのダイヤモンドに。

CBR650エンジン

エンジンも新調、フレームも新調、カウルも新調とフルモデルチェンジというより新型に近いんだけど、それでも車体価格はABS標準搭載で先代から一割以上安い100万円を切る値段。

そして何よりこのCB650F&CBR650Fの日本向けモデルは特別に熊本工場で組み立てられていました。

それは「日本のライダーは目が肥えてるから」とか言われていますが「そこまで数が出ないから」という理由もあります。

ホンダCB650F

なんか嬉しいような悲しいような理由だけど・・・熊本工場で作られるのはありがたい話。

日本で生まれ、欧州へ嫁ぎ、30年弱経って再び日本に帰ってきたってなんか帰国子女みたいなバイクですね。

さてさてそのCB650FとCBR650Fですがあまり人気が無いためか雑誌でもネットでもあまり大々的に取り上げられる事が無いです。

それこそこのサイトに訪れた方も600RRは見れど650Fなんて興味のない人が大半でしょう。そう思うと書く気が無くなってしまうんですが。

その理由はズバリ言ってしまえば

「掴みどころが無いから」

ですね。

直四の普通なバイクという感じ・・・でもその掴みどころが無いことがCBR650F/CB650Fの掴みどころなんです。

例えばバイクの特性を分かりやすく表す時に雑誌などが好んで使う分布図。

CBR650グラフ

仮にこのグラフでCBR600RRが何処に来るか問えば最右ですよね。それに対しCBR650Fは何処にくるかといえばど真ん中。同クラス同カテゴリのNC750は左下にいく。

じゃあビギナー&エキスパートという項目をリーズナブル&プレミアムに変えてみたらどうなるかというと600RRはプレミアムで上に行き、NC750はリーズナブルで下に行く。そして650Fはど真ん中。

他にも街乗り&サーキットとか恐らくどんな項目にしても650Fはど真ん中から大きく動くことは無いです。これ凄い事だと思いませんか。

CBR650F壁紙

普通ならスペックを上げるとか、外装にお金かけてプレミアム感を出すとか、逆に物凄くコストカットして割安感を出すとか、何かしらのテコ入れをしてアピールポイントや個性を作るものです。
そうでもしないと誰も見てくれないし買ってくれない事はメーカーが一番分かってるハズです。

でも650FはせいぜいエキゾーストパイプがCB400FOURを再現したくらいでその節がほとんどない。

安くないけど高くもない。速くないけど遅くもない。目新しさは無いけど古さも無い・・・なんと掴みどころの無いバイクでしょう。

でも欧州では日常の足から週末のツーリングにと愛され、ASEANの諸国ではホンダの高級大型バイクとして羨望の眼差しを浴びている。

650F

650Fは業界トップのホンダだからこそ出せたバイクだと思います。それは言い換えればホンダにしか出せないバイク。

「ホンダのスポーツバイク」

と聞けば多くのバイク乗りはRRやVFRを思い浮かべるだろうけど

ホンダ650F

もしかしたら650Fが世界のホンダを象徴するスポーツバイクとも言えるのではないかと。

主要諸元
全長/幅/高 2110/775/1120mm
[2110/755/1145mm]
シート高 810mm
車軸距離 1450mm
車体重量 208kg(装)
[211kg(装)]
燃料消費率 22.2km/L
※WMTCモード値
燃料容量 17L
エンジン 水冷4サイクルDOHC4バルブ四気筒
総排気量 648cc
最高出力 83ps/9500rpm
最高トルク 6.4kg-m/8000rpm
変速機 常時噛合式6速リターン
タイヤサイズ 前120/70ZR17(58W)
後180/55ZR17(73W)
バッテリー YTZ10S
または
FTZ10S
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
CR9EH-9
または
U27FER9
推奨オイル Honda純正ウルトラG1(10W-30)
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
全容量3.5L
交換時2.6L
フィルター交換時2.9L
スプロケ 前15|後42
チェーン サイズ525|リンク118
車体価格 923,400円(税込)
[999,000円(税込)]
※[]内はCBR650F
系譜図
CBR600F Hurricane1987年
CBR600F Hurricane
(PC19/23)
CBR600F2(PC25)

1991年
CBR600F2
(PC25前期)

CBR600F3(PC25)1995年
CBR600F3
(PC25後期)
ホーネット6001998年
HORNET600
(PC34)
CBR600F4(PC35)1999年
CBR600F4
(PC35)
CBR600F4i(PC35)2001年
CBR600F4i
(PC35)
CB600F HORNET(PC36)2003年
CB600F HORNET
(PC36)
ホーネット600(PC41)2007年
CB600F HORNET
(PC41前期)
CB600F HORNET(PC41)2011年
CBR600F
CB600F HORNET
(PC41後期)
2014CBR600F(RC83)2014年
CBR650F
CB650F
(RC83)
2017CBR600F(RC83)2017年
CBR650F
CB650F
(RC83後期)
CBR650R2019年
CBR650R
CB650R
(RH03)

CB600F HORNET(PC41後期) -since 2011-

PC41ホーネット後期

2011年にモデルチェンジを果たし実質三代目となった見慣れないホーネットシリーズ。

主な変更点はヘッドライトやメーターといった外見周りが中心。

2011ホーネット600

スペックは変わらずで欧州がメイン市場という事もあり先代にも増して日本車離れしたデザインへと生まれ変わりました。同じメーカー、同じ名前、同じコンセプトでも欧州ホンダとなるとここまで変わるってのは面白いですね。

ただ今回のモデルチェンジの目玉はCB600Fではなく始まりであったCBR600Fの復活。

CBR600F
(PC41)
-since 2011-

PC41

先に紹介したホーネットのフルカウルバージョンとして復活を遂げたCBR600F。

CBR600RRが一世を風靡する一方でFコンセプトのフルカウルミドルスポーツつまりF4の後継を望む声は少なからずあった。

2011年式CBR600Fメーター

CBR600RRを見ると分かるけどホンダとしては2007年からのCBR600RR(PC40)に可能な限りFコンセプトの要素を詰めてたけどそれでもSSはSS。

速さとスペックが求められるカテゴリだから限界がありFコンセプトを好むユーザーを納得させるほどのカバー力というか両立は無理だった。

そして2010年ごろになると過激さについて行けない消費者が目立ちだし代わりに等身大スポーツが流行りだした。

持て余すSSよりも普段使いから週末のレジャーまで使えるオールマイティなスポーツバイク・・・正に600Fの得意とするところ。

2011年式CBR600F

それをホンダも分かっていたのか見逃さなかったのか、待ってましたとばかりに2011年から発売。

エンジンは先に紹介したホーネットPC41と同じく600RRの物でスロットルボディなどの小径化で低速よりに調整されたもの。

CB600F

結果として欧州でヒットを飛ばしたんだけど、これまた日本では正規扱いされる事はありませんでした。

主要諸元
全長/幅/高 2150/740/1150mm
[2110/755//1145mm]
シート高 800mm
車軸距離 1437mm
車体重量 198kg(装)
[206kg(装)]
燃料消費率
燃料容量 18.4L
エンジン 水冷4サイクルDOHC4バルブ四気筒
総排気量 599cc
最高出力 100ps/12000rpm
最高トルク 6.5kg-m/10500rpm
変速機 常時噛合式6速リターン
タイヤサイズ 前120/70ZR17(58W)
後180/55ZR17(73W)
バッテリー YTZ10S
または
FTZ10S
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
CR9EH-9
推奨オイル Honda純正ウルトラG1(10W-30)
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
交換時2.7L
フィルター交換時2.8L
スプロケ 前16|後43
チェーン サイズ525|リンク118
車体価格
※国内正規販売なしのため
系譜図
CBR600F Hurricane1987年
CBR600F Hurricane
(PC19/23)
CBR600F2(PC25)

1991年
CBR600F2
(PC25前期)

CBR600F3(PC25)1995年
CBR600F3
(PC25後期)
ホーネット6001998年
HORNET600
(PC34)
CBR600F4(PC35)1999年
CBR600F4
(PC35)
CBR600F4i(PC35)2001年
CBR600F4i
(PC35)
CB600F HORNET(PC36)2003年
CB600F HORNET
(PC36)
ホーネット600(PC41)2007年
CB600F HORNET
(PC41前期)
CB600F HORNET(PC41)2011年
CBR600F
CB600F HORNET
(PC41後期)
2014CBR600F(RC83)2014年
CBR650F
CB650F
(RC83)
2017CBR600F(RC83)2017年
CBR650F
CB650F
(RC83後期)
CBR650R2019年
CBR650R
CB650R
(RH03)

CB600F HORNET(PC41) -since 2007-

ホーネット600PC41

フルモデルチェンジしPC41となったホーネット600のPC41。

F4iがRRに置き換えられ消えてしまったのとは対照的に好評だった事からFの名を残し、実質的にCBR600Fの系譜を担うことになりました。

ただこのモデルからホーネットもエンジンは600RRのものを使っています。だからFの割には結構過激なホーネット。

ホーネット600

アルミフレーム化は勿論のこと外見もパッと見で分かる通り皆が知るそれまでのホーネットから大きく離れました。
でもタンク形状などを見ると皆の知るホーネットの面影がちゃんと残ってます。

ホーネット600プレスインフォメーション

しかし(しつこいようですが)これまた残念ながらこのモデルも国内で正規販売されることはなく・・・

ついでと言ったらちょっと可哀想で申し訳ないけど、向こうではホーネットの廉価版に近いバイクもありました。

それはCBF600Nとハーフカウルを付けたCBF600Sというバイク。パッセージ(ホンダ逆輸入業者)が少し入れてたみたいね。

CB600N/CBF600S

Fコンセプトと言っていいのか微妙だけどエンジンとフレームはこのホーネットの物を使用してます。

つまり見た目や足回りはオーソドックスだけど中身はSSエンジンとアルミバックボーンっていう一風変わったバイク。

話をCB600F ホーネットに戻しましょう。

日本では存在すら知られていないホーネット600ですが、欧州ではミドル直四が欲しいならコレ買っとけと言われるほど。歴代ホーネット600で一番評価が高いモデル。

CB600N/CBF600S

同じ600SSエンジンを積んだライバル勢を蹴落とすどころか刺して亡きものにしたわけです。

主要諸元
全長/幅/高 2090/740/1175mm
シート高 800mm
車軸距離 1435mm
車体重量 198kg(装)
燃料消費率
燃料容量 19L
エンジン 水冷4サイクルDOHC4バルブ四気筒
総排気量 599cc
最高出力 102ps/12000rpm
最高トルク 6.4kg-m/10500rpm
変速機 常時噛合式6速リターン
タイヤサイズ 前120/70ZR17(58W)
後180/55ZR17(73W)
バッテリー
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
推奨オイル
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
スプロケ
チェーン
車体価格
※国内正規販売なしのため
系譜図
CBR600F Hurricane1987年
CBR600F Hurricane
(PC19/23)
CBR600F2(PC25)

1991年
CBR600F2
(PC25前期)

CBR600F3(PC25)1995年
CBR600F3
(PC25後期)
ホーネット6001998年
HORNET600
(PC34)
CBR600F4(PC35)1999年
CBR600F4
(PC35)
CBR600F4i(PC35)2001年
CBR600F4i
(PC35)
CB600F HORNET(PC36)2003年
CB600F HORNET
(PC36)
ホーネット600(PC41)2007年
CB600F HORNET
(PC41前期)
CB600F HORNET(PC41)2011年
CBR600F
CB600F HORNET
(PC41後期)
2014CBR600F(RC83)2014年
CBR650F
CB650F
(RC83)
2017CBR600F(RC83)2017年
CBR650F
CB650F
(RC83後期)
CBR650R2019年
CBR650R
CB650R
(RH03)

HORNET 600(PC36) -since 2003-

HORNET600

順調に売れていたホーネットも2003年にモデルチェンジ。主要市場が欧州ということでデザインがアクの強い物になりました。

F4iが正立ままだったのに対しネイキッドタイプながら倒立サスを採用するというホンダとしては非常に珍しいバイク。

ホーネット600PC36

恐らく見慣れない人が多いでしょう。それもそのはずで、このホーネット600(PC36)は日本で正規販売されることはありませんでした。

ジャパニーズスタイルをベースとしつつも異型メーターに倒立サスは如何にもイタリアを始めとした欧州人が好みそうなデザイン。逆に日本人からしたら違和感を持つ人が多いでしょうね。

主要諸元
全長/幅/高 2125/750/1085mm
シート高 795mm
車軸距離 1460mm
車体重量 194kg(装)
燃料消費率
燃料容量 19L
エンジン 水冷4サイクルDOHC4バルブ四気筒
総排気量 599cc
最高出力 95ps/12000rpm
最高トルク 6.4kg-m/10500rpm
変速機 常時噛合式6速リターン
タイヤサイズ 前120/70ZR17(58W)
後180/55ZR17(73W)
バッテリー YTX7L-BS
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
CR9EH-9
推奨オイル
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
スプロケ 前15|後42
チェーン サイズ525|リンク110
車体価格
※国内正規販売なしのため
系譜図
CBR600F Hurricane1987年
CBR600F Hurricane
(PC19/23)
CBR600F2(PC25)

1991年
CBR600F2
(PC25前期)

CBR600F3(PC25)1995年
CBR600F3
(PC25後期)
ホーネット6001998年
HORNET600
(PC34)
CBR600F4(PC35)1999年
CBR600F4
(PC35)
CBR600F4i(PC35)2001年
CBR600F4i
(PC35)
CB600F HORNET(PC36)2003年
CB600F HORNET
(PC36)
ホーネット600(PC41)2007年
CB600F HORNET
(PC41前期)
CB600F HORNET(PC41)2011年
CBR600F
CB600F HORNET
(PC41後期)
2014CBR600F(RC83)2014年
CBR650F
CB650F
(RC83)
2017CBR600F(RC83)2017年
CBR650F
CB650F
(RC83後期)
CBR650R2019年
CBR650R
CB650R
(RH03)

CBR600F4i Sport(PC35後期) -since 2001-

PC35

激化するミドルクラスのスペック競争に対し攻勢を掛けるためF4から僅か二年で登場する事となったのがF4を更にスポーツ寄りにしたCBR600F4i。

「i」というのはインジェクションのiで、馬力こそ0.2馬力UPと小さいけどレスポンスが大幅に向上。他にもフレームの剛性アップやキャリパーピストンやインナーチューブのアルミ化、エアクリーナーの大容量化など改良は多岐にわたっています。

CBR600F4i

が、一番大きいのはやはり見た目ではないでしょうか。つり上がった二眼とグラブバーの付いていないセパレートシートはFからRRへと変貌を遂げている最中のような感じですね。

ところで日本でCBR600F4というとセパレートシートのスポーツモデル(F4i)を想像するけど、海の向こうではCBR600Fという名称もありました。

F1でも言ったけど欧州にとってミドルクラスというのはタンデム性や積載性も重要なファクターな為こっちのモデルも人気だった。ちなみにコチラもFI搭載。

CBR600FS

実際ワンピースシート&グラブバータイプであるこのFはF4iの実質後継である600RRが出た後も2006年ほどまでしばらく併売されました。

ただ結果的に強いスポーツ性を求められるSSブームに湧いていた状況においてFコンセプトでは勝負できないと判断したんでしょうね。

主要諸元
全長/幅/高 2065/680/1135mm
シート高 810mm
車軸距離 1400mm
車体重量 196kg(装)
燃料消費率 31.6km/L
※定地走行テスト値
燃料容量 18L
エンジン 水冷4サイクルDOHC4バルブ四気筒
総排気量 599cc
最高出力 69ps/11500rpm
[110ps/12500rpm]
最高トルク 5.3kg-m/7500rpm
[6.6kg-m/10500rpm]
変速機 常時噛合式6速リターン
タイヤサイズ 前120/70ZR17(58W)
後180/55ZR17(73W)
バッテリー YTZ10S
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
IMR8C 9H/IMR9C 9H
または
VUH24D/VUH27D
推奨オイル Honda純正ウルトラG1(10W-30)
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
全容量3.7L
交換時3.0L
フィルター交換時3.3L
スプロケ 前16|後43
チェーン サイズ525|リンク108
車体価格 820,000円(税込)
※[]内はUK仕様
系譜図
CBR600F Hurricane1987年
CBR600F Hurricane
(PC19/23)
CBR600F2(PC25)

1991年
CBR600F2
(PC25前期)

CBR600F3(PC25)1995年
CBR600F3
(PC25後期)
ホーネット6001998年
HORNET600
(PC34)
CBR600F4(PC35)1999年
CBR600F4
(PC35)
CBR600F4i(PC35)2001年
CBR600F4i
(PC35)
CB600F HORNET(PC36)2003年
CB600F HORNET
(PC36)
ホーネット600(PC41)2007年
CB600F HORNET
(PC41前期)
CB600F HORNET(PC41)2011年
CBR600F
CB600F HORNET
(PC41後期)
2014CBR600F(RC83)2014年
CBR650F
CB650F
(RC83)
2017CBR600F(RC83)2017年
CBR650F
CB650F
(RC83後期)
CBR650R2019年
CBR650R
CB650R
(RH03)

CBR600F(PC35前期) -since 1999-

honda cbr600f4

CBR600Fシリーズは初のフルモデルチェンジが行われナンバリングもF4となったPC35。

何もかも新しくなったわけだけど一番大きな変更点は遂にアルミフレームとなった事。これによって大幅な軽量化と高剛性を果たしました。

アルミになった為か初めてフレームが剥き出しになったFでもありますが、他にもエンジンを更にビッグボアショートストローク化することで馬力は再び上がって110馬力に。

110馬力/168kgなんて600SSと言っても差し支えない性能ですよね。

2000CBR600F4

こうなったのは実はCBR600Fが開拓したジャンルでライバル達との競争がすでに始まっていた。

そしてそのクラスに油を注ぐ事になったのが市販車レースの600ccクラスが出来たこと。こうなると競争の激しさが今まで以上に増すのは必然。

1999CBR600F4

ホンダもレースそしてライバルに対抗するために出したのが全面維新されのがこのF4というわけ。

でもアルミフレームやビッグボア化をする一方で一体型シートやグラブバー等、あくまでもオールマイティに使える勝手”Fコンセプト”は譲らなかったわけですね。

主要諸元
全長/幅/高 2060/685/1130mm
シート高 810mm
車軸距離 1400mm
車体重量 198kg(装)
燃料消費率 31.6km/L
※定地走行テスト値
燃料容量 18L
エンジン 水冷4サイクルDOHC4バルブ四気筒
総排気量 599cc
最高出力 69ps/10750rpm
[110ps/12500rpm]
最高トルク 5.3kg-m/7500rpm
[6.6kg-m/10500rpm]
変速機 常時噛合式6速リターン
タイヤサイズ 前120/70ZR17(58W)
後180/55ZR17(73W)
バッテリー FTX9-BS
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
CR8EH-9
または
VUH24D
推奨オイル Honda純正ウルトラG1(10W-30)
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
全容量3.7L
交換時3.0L
フィルター交換時3.3L
スプロケ 前16|後43
チェーン サイズ525|リンク108
車体価格 798,000円(税込)
※[]内はUK仕様
系譜図
CBR600F Hurricane1987年
CBR600F Hurricane
(PC19/23)
CBR600F2(PC25)

1991年
CBR600F2
(PC25前期)

CBR600F3(PC25)1995年
CBR600F3
(PC25後期)
ホーネット6001998年
HORNET600
(PC34)
CBR600F4(PC35)1999年
CBR600F4
(PC35)
CBR600F4i(PC35)2001年
CBR600F4i
(PC35)
CB600F HORNET(PC36)2003年
CB600F HORNET
(PC36)
ホーネット600(PC41)2007年
CB600F HORNET
(PC41前期)
CB600F HORNET(PC41)2011年
CBR600F
CB600F HORNET
(PC41後期)
2014CBR600F(RC83)2014年
CBR650F
CB650F
(RC83)
2017CBR600F(RC83)2017年
CBR650F
CB650F
(RC83後期)
CBR650R2019年
CBR650R
CB650R
(RH03)

HORNET 600(PC34) -since 1998-

ホーネット600 PC34

ここでFシリーズから少し脱線して紹介するのがCBR600Fのエンジンを積んだネイキッドモデルとして登場したホーネット600(PC34)

日本でホーネットといえば250のMC31(1996年)がメジャーだけど、欧州でホーネットといえばコッチ。

cb600f600カタログ

基本構造を250と共有化することでコストを抑えつつ、600Fのエンジンをより低速寄りに調整したエンジンを積んでます。

とはいうもののホンダも最初はソコまで売れると思ってなかったらしく、あくまでもCBR600Fのオマケの派生的なモデルだったんだけど、発売してみると欧州(特にイタリア)で思わぬヒットを飛ばす事に。

そして600フルカウルの情勢が変わっていった事もあってホンダも徐々にCBR600FからこのCB600F(ホーネット)へ軸足を切り替えていく事になったわけです。

ホーネット600タイプS

ちなみに調子に乗ってハーフカウルを付けたSモデルも後から出したけどソッチはダメだった模様。

日本でも一応売ってはいたんですが・・・まあ、600という事から人気は出ず。

PC34カタログ写真

『バイク選びの基準は「排気量」か「楽しさ」か。』

というキャッチが全てを物語っていますね。

ところでご存知かと思いますがホーネットといえば250と600そしてもう一つCB900 HORNET(SC48)がありますよね。

ホーネット900

最後発のホーネットだけどあっちは900RRのエンジンを積んでて系譜的にもcbr600fの方なのでまた次の機会に。

主要諸元
全長/幅/高 2040/740/1055mm
[2055/745/1190]
シート高 790mm
[760mm]
車軸距離 1430mm
車体重量 195kg(装)
燃料消費率 30.2km/L
※定地走行テスト値
燃料容量 16L
エンジン 水冷4サイクルDOHC4バルブ四気筒
総排気量 599cc
最高出力 69ps/11500rpm
最高トルク 5.3kg-m/7500rpm
変速機 常時噛合式6速リターン
タイヤサイズ 前130/70ZR16(61W)
後180/55ZR17(73W)
バッテリー YTX7L-BS
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
CR8EH-9
または
U24FER9
推奨オイル Honda純正ウルトラG1(10W-30)
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
全容量4.2L
交換時3.5L
フィルター交換時3.8L
スプロケ 前15|後40
チェーン サイズ525|リンク110
車体価格 629,000円(税込)
[649,000円(税込)]
※[]内はホーネットS
系譜図
CBR600F Hurricane1987年
CBR600F Hurricane
(PC19/23)
CBR600F2(PC25)

1991年
CBR600F2
(PC25前期)

CBR600F3(PC25)1995年
CBR600F3
(PC25後期)
ホーネット6001998年
HORNET600
(PC34)
CBR600F4(PC35)1999年
CBR600F4
(PC35)
CBR600F4i(PC35)2001年
CBR600F4i
(PC35)
CB600F HORNET(PC36)2003年
CB600F HORNET
(PC36)
ホーネット600(PC41)2007年
CB600F HORNET
(PC41前期)
CB600F HORNET(PC41)2011年
CBR600F
CB600F HORNET
(PC41後期)
2014CBR600F(RC83)2014年
CBR650F
CB650F
(RC83)
2017CBR600F(RC83)2017年
CBR650F
CB650F
(RC83後期)
CBR650R2019年
CBR650R
CB650R
(RH03)

CBR600F(PC25後期) -since 1995-

honda PC25

型式は同じだけどモデルチェンジをしてCBR600F3とナンバリングが一つ上がったPC25後期。

主な変更点としてはフレームやスイングアームの見直し肉厚化で剛性を上げ、ホンダ初となるDirect Air Induction Systemを採用したこと。

CBR600F3

ダイレクト・エア・インダクションが何かと簡単にいうとラムエアシステムみたいなものでRRなんかには今でも採用されてるから知ってる人も多いと思いますが、CBR600Fはキャブということで少し違います。

空気を吸い込む大きな口がフロントフォークの間に設けられてるのはわかると思うんですが、上の方にホースが二本出ているのが見えると思います。

ダイレクトエアインダクションシステム

このホースは20km/h未満時のみ作動する吸気ホースで、負圧で動くキャブの気圧を各種センサーと電磁バルブでコントロールしているというわけ。

ちなみにイン”ダ”クション”でイン”ジェ”クションじゃないです。エアインジェクションとなるとそれは二次エアーで未燃焼ガスを酸化燃焼をする全く違う排気系の機能です。でもヤマハはその二次エアー噴射をエアインダクションと言ってるみたい・・・ややこしいですね。

ラフデザイン

まあそんなダイレクトエアインダクションシステムと更なるビッグボア化で馬力は遂に100馬力を突破し104馬力にまでなりました。それに合わせて大径のフローティングディスク化やリアショックマウントの変更など足回りも強化。

カタログ写真

F1、F2、F3と三代続けて期待を裏切らないモデルだったことから当時の600としては異例の累計販売10万台以上という記録を樹立しています。

主要諸元
全長/幅/高 2025/685/1135mm
シート高 810mm
車軸距離 1405mm
車体重量 208kg(装)
燃料消費率 30.0km/L
※定地走行テスト値
燃料容量 17L
エンジン 水冷4サイクルDOHC4バルブ四気筒
総排気量 598cc
最高出力 69ps/11500rpm
[104ps/12000rpm]
最高トルク 5.1kg-m/7500rpm
[6.7kg-m/10500rpm]
変速機 常時噛合式6速リターン
タイヤサイズ 前120/60ZR17
後160/60ZR17
バッテリー FTX9-BS
または
YTX9-BS
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
CR8EH-9
推奨オイル Honda純正ウルトラG1(10W-30)
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
全容量4.0L
交換時3.2L
フィルター交換時3.5L
[全容量4.2L
交換時3.4L
フィルター交換時3.7L]
※[]内は96年後期モデル
スプロケ 前15|後40
チェーン サイズ530|リンク106
車体価格 755,000円(税込)
※[]内はUK仕様
系譜図
CBR600F Hurricane1987年
CBR600F Hurricane
(PC19/23)
CBR600F2(PC25)

1991年
CBR600F2
(PC25前期)

CBR600F3(PC25)1995年
CBR600F3
(PC25後期)
ホーネット6001998年
HORNET600
(PC34)
CBR600F4(PC35)1999年
CBR600F4
(PC35)
CBR600F4i(PC35)2001年
CBR600F4i
(PC35)
CB600F HORNET(PC36)2003年
CB600F HORNET
(PC36)
ホーネット600(PC41)2007年
CB600F HORNET
(PC41前期)
CB600F HORNET(PC41)2011年
CBR600F
CB600F HORNET
(PC41後期)
2014CBR600F(RC83)2014年
CBR650F
CB650F
(RC83)
2017CBR600F(RC83)2017年
CBR650F
CB650F
(RC83後期)
CBR650R2019年
CBR650R
CB650R
(RH03)