フルモデルチェンジしPC41となったホーネット600のPC41。
F4iがRRに置き換えられ消えてしまったのとは対照的に好評だった事からFの名を残し、実質的にCBR600Fの系譜を担うことになりました。
ただこのモデルからホーネットもエンジンは600RRのものを使っています。だからFの割には結構過激なホーネット。
アルミフレーム化は勿論のこと外見もパッと見で分かる通り皆が知るそれまでのホーネットから大きく離れました。
でもタンク形状などを見ると皆の知るホーネットの面影がちゃんと残ってます。
しかし(しつこいようですが)これまた残念ながらこのモデルも国内で正規販売されることはなく・・・
ついでと言ったらちょっと可哀想で申し訳ないけど、向こうではホーネットの廉価版に近いバイクもありました。
それはCBF600Nとハーフカウルを付けたCBF600Sというバイク。パッセージ(ホンダ逆輸入業者)が少し入れてたみたいね。
Fコンセプトと言っていいのか微妙だけどエンジンとフレームはこのホーネットの物を使用してます。
つまり見た目や足回りはオーソドックスだけど中身はSSエンジンとアルミバックボーンっていう一風変わったバイク。
話をCB600F ホーネットに戻しましょう。
日本では存在すら知られていないホーネット600ですが、欧州ではミドル直四が欲しいならコレ買っとけと言われるほど。歴代ホーネット600で一番評価が高いモデル。
同じ600SSエンジンを積んだライバル勢を蹴落とすどころか刺して亡きものにしたわけです。
主要諸元
全長/幅/高 | 2090/740/1175mm |
シート高 | 800mm |
車軸距離 | 1435mm |
車体重量 | 198kg(装) |
燃料消費率 | – |
燃料容量 | 19L |
エンジン | 水冷4サイクルDOHC4バルブ四気筒 |
総排気量 | 599cc |
最高出力 | 102ps/12000rpm |
最高トルク | 6.4kg-m/10500rpm |
変速機 | 常時噛合式6速リターン |
タイヤサイズ | 前120/70ZR17(58W) 後180/55ZR17(73W) |
バッテリー | – |
プラグ ※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価 |
– |
推奨オイル | – |
オイル容量 ※ゲージ確認を忘れずに |
– |
スプロケ | – |
チェーン | – |
車体価格 | – ※国内正規販売なしのため |