Z1000(A1/A2) -since 1976-

Z1000A

Z1で大成功を収めたことで九死に一生を得たカワサキが出した二代目と言っていいのか少し微妙なZ1000のA1/A2型。

このモデルでZは排気量を1015ccまで上げ83馬力と更に1馬力アップ。実はZ1のエンジンはここまで見越して造られていました。

ただ改良点はエンジンだけにとどまらずキャスター角や足回りなどにも及んでいるZ1のブラッシュアップモデルのような形。

メカニズム

ただ一つ挙げるとするならばマフラーが四本出しから二本出しに変わったことで日本では迫力がないとか賛否両論でした。

そもそもなんで集合させたのかというと、これはヨシムラがアメリカのレースに参戦で巻き起こっていた集合管ブームに合わせたもの。

ただ当時の日本人にとってはマフラーの本数が多ければ多いほど偉い的な考えだったら受け入れられなかったんだね。だから国内向けのZ2の後継にあたるZ750FOURは敢えて4本出しのままでした。

カタログ写真

第一世代の空冷Z、ティアドロップタンクのいわゆる

『丸Z』

と呼ばれるモデルはここまでになります。

主要諸元
全長/幅/高 2240/875/1180mm
シート高 820mm
車軸距離 1505mm
車体重量 240kg(乾)
燃料消費率
燃料容量 16.5L
エンジン 空冷4サイクルDOHC4気筒
総排気量 1016cc
最高出力 83ps/8000rpm
最高トルク 8.4kg-m/6500rpm
変速機 常時噛合式5速リターン
タイヤサイズ 前3.25H19
後4.00H18
バッテリー YB14L-A2
プラグ B8ES
推奨オイル
オイル容量
スプロケ 前15|後33
チェーン サイズ630|リンク92
車体価格
系譜図
Z11972年
900Super4
(Z1/A/B)
Z900
(A4)
Z1000A1976年
Z1000
(Z1000A1/2)
Z1-R1977年
Z1-R/2
(Z1000D)
Z1000MK2
(Z1000A3~)
Z1000J1981年
Z1000J
(Z1000J)
Z1000R
(Z1000R)
Z1100GP1981年
Z1100GP
(Z1100B)
Z1100R
(Z1100R)
GPz11001983年
GPZ1100
(ZX1100A)
ZR1000A2003年
Z1000
(ZR1000A)
ZR1000B2007年
Z1000
(ZR1000B)
ZR1000D2010年
Z1000
(ZR1000D)
Ninja10002011年
Ninja1000
(ZX1000G/H)
ZR1000L/M2014年
Z1000
(ZR1000F/G)
Ninja1000
(ZX1000L/M)
ZX1000W2017年
Z1000/R
(ZR1000H/J)
Ninja1000
(ZX1000W)
ZX1002K2020年
Ninja1000SX
(ZX1002K)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

footer.php