ZX-14Rの系譜

ZZ-R1100(ZX1000D)-since1993-

ZZR1100カタログ

三年目にして大々的なモデルチェンジを行ったZZR1100後期型の通称D型。

目立った変更としてはフレーム改良やローター径のアップやリアタイヤの180化、そしてラムエアダクトが左右均等になりヒョットコから豚鼻のように。まあ一番大きいのはC型で煮詰まっていなかった細部の不具合潰しです。

ZZR1100D透視図

この頃ZZR1100は既に世界的に認められていたんですが、モデルチェンジし更に攻勢を掛けた事でもう敵なし状態。

何故ZX-10は受け入れなかったのに後継のZZR1100はコレほどまでに人気が出たのかといえばZX-10の反省が活かされているからでしょう。

ZZR1100カタログ

ZZR1100が賞賛されたのは147馬力というクラストップとなる馬力で200km/hからもグイグイと加速するそれまでの最速とは一線を画する性能だったのもそうですが、車体を少しコンパクト化し前後17インチにしたことで見た目に反し軽い取り回しであることや、ポジションもSSほどキツくなくシート高が780mmと意外と低いことが挙げられます。

これらの事から

「普段使いから200km/h越えのハイスピードまで熟せる万能世界最速車」

という非の打ち所のない評価を獲得したからです。

zz-r1100d

スラントノーズやウイングのようなテールカウルなどエアロダイナミクスを更に進化させた只者ではない空気を醸し出しているカウルデザインも人気に拍車をかけました。

メガスポーツが当たり前となった現代では珍しくもなんともないバイクかもしれないけど、そういう当たり前な状況を作ったのがZZR1100なんです。

ZX1100D

ちなみに「ZZR」 「ZZ-R」 と2つの書き方があるZZRですが、実はこれどちらも正解なんです。仕様地や年度によってバラバラ。

ただ2000年ごろから"ZZR"で統一するようにしたようなのです。ZZR1100はZZ-Rでもいいんでしょうけどね。

 

あと発音の方で「ゼットゼットアール」 「ズィーズィーアール」  と色んな呼ばれ方をされていますが、カワサキの開発者はズィーズィーアールと言っていたのでズィーズィーアールと読むほうが混乱が少ないかと。

エンジン:水冷4サイクルDOHC4気筒
排気量:1052cc
最高出力:147ps/10500rpm
最大トルク:11.2kg-m/8500rpm
車両重量:233kg(乾)

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系譜図

gpz900r 1984年
GPZ900R(ZX900A)
gpz1000rx 1986年
GPZ1000RX(ZX1000A)
zx-10 1988年
ZX-10(ZX1000B)
zzr1100

1990年
ZZR1100/ZX-11
(ZX1100C)

zzr1100

1993年
ZZR1100/ZX-11
(ZX1100D)

ZX-12R

2000年
ZX-12R(ZX1200A/B)

zzr1200 2002年
ZZR1200(ZX1200C)
zzr1400 2006年
ZZR1400/ZX-14
(ZX1400A/B)
1400GTR ZG1400A 2008年
1400GTR
CONCOURS14
(ZG1400A/B)
zx-14 2008年
ZZR1400/ZX-14
(ZX1400C/D)
ZG1400C/E 2010年
1400GTR ABS
CONCOURS14
(ZG1400C/D/E)
ZX-14R 2012年
ZX-14R(ZX1400E)

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