「Built to Win」
遂にツインスパーフレームとなった五代目GSX-R750のT/V型。
それまでほぼ二年毎だったモデルチェンジではなく、四年ぶりとだった事もあり大きく生まれ変わりました。
サイドカムチェーン化に加え、三分割クランクレイアウトなどで更にコンパクトになった新設計エンジン。
そしてフレームもワークスマシンRGV-Γのディメンションを参考に作られたツインスパーフレーム。
レースや市場の人気に陰りが見えてきた状況を何とか打破するため白紙から設計されただけの事はある大変貌。
遂に油冷でもダブルクレードルフレームでもない、それまでのGSX-R750ブランドと完全に決別する事に。
しかしそのおかげで初代と同じ乾燥重量179kgという圧倒的な軽さ。そしてその軽さから来るハンドリングと速さが非常に高く評価されました。
初代と決別する事で初代のインパクトを取り戻した五代目。
新世代とも原点回帰とも取れるモデルですね。
エンジン:水冷4サイクルDOHC4気筒
排気量:749cc
最高出力:130ps/11500rpm
最大トルク:8.1kg-m/10000rpm
車両重量:179kg(乾)
※スペックはEU仕様