GSX-R750の系譜

GSX-R750(K4/K5)-since 2004-

04R750

GSX-R750の八代目。

GSX-R750が600と共有化とはいえフルモデルチェンジしてくると誰が予想したでしょうか。

しかもお茶を濁すモデルチェンジではなくフロントラジアルマウントキャリパーにチタンバルブの採用で148馬力と、戦闘力に更に磨きが掛かりました。

 

また少し話を逸らして・・・皆さんGSXの話で
「GSXは海外で大人気」とか「スズキはアメリカで人気」

とか聞いたことありませんか?

GSXスクール

残念ながらスズキやGSXは海外でも人気かと言われればホンダやヤマハに比べるとそうでもありません。基本的に国内シェアと似たり寄ったりな状況です。

じゃあ嘘なのかと言えばそうでもありません。ちゃんとそう言われる根拠はあるんです。アメリカのプライベーターやアマチュアレーサー達の間で絶大な人気を誇っていたんです。

 

アメリカではトップのAMA以外にも色んな(アマチュア達の為の)レースが行われています。

これだけなら日本でもやってたりするので普通ですが、アメリカの素晴らしい所はアマチュアレースといえどメーカー(特にスズキ)がガッチリ協賛している事が多いことから、優勝したら賞金が出るんです。規模にもよりますが優勝したら1000ドル前後も貰える。

しかもアマチュアレースなので国際レースなどと違い何十周もしませんから、場合によっては1時間もかからずに1000ドル稼げたりする。

当然ながらレギュレーションは四気筒750ccまで。レースによっては後軸馬力で定められていますが、そんなレースで一番勝てるバイクは何かといえばGSX-R750だったわけです。

ホンダもヤマハもカワサキもレース用に高価なホモロゲモデルという庶民無視の手段に出たのに対し、スズキだけは庶民にも手の届くGSX-R750というスーパースポーツを出していた。

2004R750

だからアメリカのレーサーにおいてGSX-R750というのは

「速くて安くて壊れないのにカッコ良くて人気があるから売る時も高い」

という正に夢の様なレースベース車両だったわけです。系列の垣根が無いチームはほぼ全てと言っていいほどR750でレースをしていた。

つまりそんなレースにおけるGSX-R750というのはプライベーターの夢を支えるバイクだったわけです。

ケビン・シュワンツ

レジェンドとなったケビン・シュワンツを始め、MotoGP2006年チャンピオンに輝いたニッキー・へイデン、AMAで何度も優勝したベン・スピーズなど、第一線で活躍してきたアメリカ人ライダーは例外が無いと言っていいほどGSX-R750で結果を残した成り上がりです。

 

そんなもんだから今日は何のバイクが勝ったか聞かれない。

アメリカのレース

「今日は誰が勝ったんだ?」

たったこれだけで全てが分かるんです。

 

エンジン:水冷4サイクルDOHC4気筒
排気量:749cc
最高出力:148ps/12800rpm
最大トルク:8.8kg-m/10800rpm
車両重量:163kg(乾)
※スペックは正規モデル

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系譜図

85GSX-R750 1985年
GSX-R750(F/G/H)
88GSX-R750 1988年
GSX-R750(J/K)
90GSX-R750 1990年
GSX-R750(L/M/RK)
92GSX-R750 1992年
GSX-R750(WN/WP/SPR)
96GSX-R750 1996年
GSX-R750(T/V)
98GSX-R750 1998年
GSX-R750(W)
00GSX-R750 2000年
GSX-R750(Y)
04GSX-R750 2004年
GSX-R750(K4/K5)
06GSX-R750 2006年
GSX-R750(K6/K7)
08GSX-R750 2008年
GSX-R750(K8/K9/L0)
11GSX-R750 2011年
GSX-R750(L1~)

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