初のフルモデルチェンジでライバルに対抗するため排気量を1127ccにまでスケールアップされたGV73AのK型。
前後ホイールが17インチになった他、フレームも見直され馬力が143馬力まで向上。時速300kmが現実味を帯びてきたのもこの頃から。
GSX-R1100
(GV73A/L)
-since1990-
翌年のL型ではR750と同様に倒立サスとリザーバータンク別体式リアサスという贅沢な足回りに。
ちなみにこのモデルからメーターが普通になりました。普通になったがどういう事かといえば先代までのメーターを見ればわかる話。
タコメーターに3000rpm以下が無い。つまり3000rpm以下で走ってもタコメーターはピクリとも動かない。これはもともと80年代の2stレプリカであるガンマでやってたレーサー演出の一環。でもやり過ぎと思ったのか不評と思ったのか止めました。
ただ最近のSSでまたそういう演出が流行りだしてる。さすがに3000rpmが無いって事は無いけど。
あとこの年からリアタイヤのサイズが160から180と現代の主流となる主流のサイズにまでワイド化されました。
主要諸元
全長/幅/高 | 2050/755/1150mm [2080/755/1150mm] |
シート高 | 810mm |
車軸距離 | 1440mm [1465mm] |
車体重量 | 210kg(乾) [215kg(乾) ] |
燃料消費率 | – |
燃料容量 | 19.0L |
エンジン | 油冷4サイクルDOHC4気筒 |
総排気量 | 1127cc |
最高出力 | 138ps/9500rpm [143ps/9500rpm] |
最高トルク | 11.4kg-m/7250rpm [11.9kg-m/7250rpm] |
変速機 | 常時噛合式5速リターン |
タイヤサイズ | 前120/70ZR17 後160/60ZR17 [前130/60ZR17 後180/55ZR17] |
バッテリー | YB14L-A2 |
プラグ ※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価 |
JR9B |
推奨オイル | スズキ純正 エクスター |
オイル容量 ※ゲージ確認を忘れずに |
全容量5.1L 交換時4.0L フィルター交換時4.2L |
スプロケ | 前15|後48 |
チェーン | サイズ532|リンク118 |
車体価格 | ※[]内は90年モデル |