JOG APRIOYJ50/S/SP/EX(4JP/4LV)-since 1994-

YJ50

「Standard」

先代と併売する形で登場したので五代目なんだけど派生と言った方がしっくり来るアプリオこと4JP型。

このモデルは成熟してきた市場のニーズにあった原付というのがコンセプト。

最大の特徴はクラストップとなる6Lの燃料タンクと大容量のメットインスペース。そして今でこそ当たり前なメインスイッチ兼メットオープナーを初めて採用したスクーターだったりします。

アプリオの装備

とにかく使い勝手を第一にという配慮が随所に施されており

『スタイルのジョグ、使い勝手のアプリオ』

という棲み分けでした。

ちなみにアプリオはその快適装備の充実もあってディスクブレーキタイプのEXや質感を高めたスペシャルなどJOGに負けず劣らずバリエーションが色々あったんですが、そんな中でも紹介しておきたいのがタイプ2と呼ばれるモデル。

アプリオ タイプ2

一見すると何てことないアプリオに見えるんですが、チラリと見えている赤い冷却ファンからも分かる通りこれZRと同じ7.2馬力のスーパーZエンジンを積んだアプリオ。

見た目は至って地味で便利なアプリオ・・・だけどメチャクチャ速いっていうマニア向けなモデルでした。

1996年にキャブとヘッドライトの見直し、2001年に盗難防止装置とブレーキの見直しが入ったんですが、それよりもアプリオで忘れてはいけないのがカタログに起用された方。

カタログ写真

ゴン中山さんです。ちなみに写真のアプリオは限定のジュビロ磐田カラー。

当時はJリーグ全盛期でテレビCMもバンバン打っていたので覚えている人も多いのではないでしょうか。

※YJ50EX/4LV1|アプリオEX

※YJ50S/4LV2~4|アプリオType-II

※YJ50S/4JP|アプリオ限定カラー

※YJ50SP/4JP|アプリオスペシャル

※YJ50R/5AU|ビーノ

主要諸元
全長/幅/高 1615/630/1000mm
{1635/630/1020mm}
シート高 715mm
{730mm}
車軸距離 1135mm
{1150mm}
車体重量 61kg(乾)
{66kg(乾)}
燃料消費率 68.0km/L
※定地走行テスト値
燃料容量 6.0L
エンジン 空冷2サイクル単気筒
総排気量 49cc
最高出力 6.8ps/6500rpm
{7.2ps/7000rpm}
最高トルク 0.75kg-m/6000rpm
{0.74kg-m/6500rpm}
変速機 Vベルト式
タイヤサイズ 前後80/90-10
{前後90/90-10}
バッテリー GT4B-5
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
BPR7HS
[BPR6HS※93~96]
推奨オイル ヤマハ純正スーパーオイル
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
1.4L
{0.8L}
スプロケ
Vベルト 3KJ-17641-00
[4JP-17641-00※96以降]
{3VP-17641-00※TypeII}
{4JP-17641-00※97~TypeII}
車体価格 142,000円(税別)
{149,000円(税別)}
※スペックは4JP
※{}内はTypeII
系譜図
27V 1983年
CE50E/ES
(27V/48F/1KX/1RN/2EX)

CG50 1987年
CG50E/ED/ES/Z
(2JA/2TA/2TE/3CP)
CY50 1989年
CY50/D/H/HS/Z
(3KJ/3RY)
YG50 1991年
YG50/D/Z/ZS/EX
(3YJ/3YK)
YJ50 1994年
APRIO
YJ50/EX/S/R
(4JP/4LV/5AU)
YV50 1997年
YV50/C/Z/H
(5BM/5EM/5GD)
CV50 2001年
CV50/A/R/ZR
(5KN/5PT/5SU/5SW)
CE50 2007年
CE50/D/P/ZR
(3P3)
CEH50 2018年
CEH50/D
(B3K)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です