「Supersport machines for the real world」
バードじゃないよエースだよ・・・なFZR1000の後継モデルとして発表されたYZF1000R THUNDER ACE。
ファイヤーブレードの影響なのかここに来て何故かペットネーム付きに。
ちなみに全く知られていませんが、当時は弟分のYZF600Rサンダーキャットと合わせてTHUNDERシリーズと呼ばれていました。
「YZF」という当時のワークスマシンの名が付いている事からも分かる通り、第二世代GENESISエンジンにYZF750Rのフレームをベースとした新設計デルタボックスを積んだフラグシップスポーツモデル。
※当初これをYZFの初出と書いていましたが、YZFの名が初めてつけられたのはYZF750SP/R(1993年)でした。大変失礼しました。
145馬力に198kgと申し分のないスペックは持っているんだけど、FZR1000と同じく
「ビッグバイクにはゆとりが必要」
という考えをサンダーエースでもブレることなく貫いている。
だから日本ではFZRと同じく刺激が足りないと人気は今ひとつだったんだけど、欧州では逆で
「This is サイコーにちょうどいい SuperSports」
と評価は高かった。
98年にR1が発売された後も03年まで細々と販売されたんだけど、R1のインパクトが強すぎたせいか日本ではあまり知られていない。
最近になって日本でもそういう需要が増えているためか、再評価されつつありますね。
主要諸元
全長/幅/高 | 2085/740/1175mm |
シート高 | 815mm |
車軸距離 | 1430mm |
車体重量 | 224kg(装) |
燃料消費率 | – |
燃料容量 | 20.0L |
エンジン | 水冷4サイクルDOHC4気筒 |
総排気量 | 1002cc |
最高出力 | 145ps/10000rpm |
最高トルク | 11.0kg-m/8500rpm |
変速機 | 常時噛合式5速リターン |
タイヤサイズ | 前120/70R17 後180/55R17 |
バッテリー | YTX14-BS |
プラグ ※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価 |
DR8EA または X24ESR-U |
推奨オイル | SAE 10W/30~20W/50 |
オイル容量 ※ゲージ確認を忘れずに |
全容量3.5L 交換時3.0L フィルター交換時3.2L |
スプロケ | 前17|リア46 |
チェーン | サイズ532|リンク110 |
車体価格 | – |