![S1ライトニング](https://bike-lineage.org/wp-content/uploads/2023/11/s1lightning.jpg)
ネイキッドスーパースポーツの意味を表すライトニングの名を持ったS1Lightning。
厳密に言うと生産は先に紹介したS2が先だけど、日本に入ってきたのはこのS1が先。※ハーレージャパンの取扱開始が1996年からのため
![S1Lightning](https://bike-lineage.org/wp-content/uploads/2023/11/1998s1.jpg)
お尻が短いことが特徴のS1もS2と同じスポーツスター1200のエンジンなんだけど、ビューエルとしては始めてエンジン内部にまで大きく手を加えられているモデル。
ピストンやヘッド周りを専用の物に変更し圧縮比を上げ、エアクリーナーも大容量の物に変更することで25馬力UPの90馬力に。
車体右側についてる黒い大きな箱のようなものがそのエアクリーナーボックス。
![S1W ライトニング](https://bike-lineage.org/wp-content/uploads/2023/11/s1w.jpg)
1998年には更にチューニングされ101馬力にまで跳ね上がったS1Wが登場。
バルブ系などを更に拡大したサンダーストームエンジン搭載の一人乗り専用モデルで、ハーレーエンジンとしては初となる100馬力超え。
![S1W広告写真](https://bike-lineage.org/wp-content/uploads/2023/11/w1s_catalog.jpg)
コレに乗ると側頭葉が大変なことになると・・・ちなみにS1Wはホワイトライトニングというペットネームを持っていますが、WはホワイトのWではなく後述のS3と同じ20.8Lワイドタンクのワイドからと言われています。
正式にはS1Wホワイトライトニング、もしくはホワイトライトニングS1Wです。
![S1Wブラックライトニング](https://bike-lineage.org/wp-content/uploads/2023/11/s1wb.jpg)
限定で入ってきたS1WBのBは文字通りブラックからです。ブラックライトニングS1Wというわけ。ややこしいですが。
もしかしたらサスペンションのWP社(ホワイトパワー)と同じように倫理上の問題が絡んでいるのかもしれませんね。
エンジン:空冷4サイクルOHV二気筒
排気量:1203cc
最高出力:
90ps/6200rpm
最大トルク:
10.5kg-m/5000rpm
車両重量:202kg(乾)