「IT’S HOT」
わずか二年でモデルチェンジとなったSC28の後期型。
丸目二眼だったヘッドライトが一枚ものカバーに収めたタイガーアイになったのが最大の特徴です。
更に追加されたカラーリングもアーバンタイガーという熱いタイガー推し。
欧州向けCBR1000RR(SC59後期)で復刻されたのを見ても好評だったんでしょうね。
営業や市場の要求をほぼ蹴って造ったにも関わらず本人も驚くほどのヒットを飛ばしたCBR900RRだったんですが、皮肉な事に人気車種となった事で
「二人乗りをもっと快適に、長距離をもっと楽に」
と、要求は更に酷くなってしまったそう。
で、実際どういう変更をしたのかというと、フロントフォークに圧縮側アジャスタの追加。
そしてカウルステーのアルミ化や、マグネシウムヘッドカバーなどなど。
タイガーアイにした理由もそうですが
「フロント周りを軽くしてハンドリングを更に向上させる」
というRRコンセプトに愚直なまでに真っ直ぐなモデルチェンジでした。
主要諸元
全長/幅/高 | 2040/685/1135mm |
シート高 | 800mm |
車軸距離 | 1405mm |
車体重量 | 185kg(乾) |
燃料消費率 | – |
燃料容量 | 18L |
エンジン | 水冷4サイクルDOHC4気筒 |
総排気量 | 893cc |
最高出力 | 124ps/10500rpm |
最高トルク | 9.0kg-m/8500rpm |
変速機 | 常時噛合式6速リターン |
タイヤサイズ | 前130/70ZR16(61W) 後180/55ZR17(73W) |
バッテリー | FTX9-BS |
プラグ ※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価 |
CR9EH-9 |
推奨オイル | – |
オイル容量 ※ゲージ確認を忘れずに |
– |
スプロケ | 前16|後42 |
チェーン | サイズ525|リンク108 |
車体価格 | 不明 ※国内正規販売なし |