H2R(ZX1000P/Y) -since 2015-

H2R

クローズド専用タイプになるH2R。

H2の200馬力に対して310馬力と一気に100馬力以上のアップ。いやアップというかH2Rの上をカットしたのがH2と言ったほうが正しいです。

なんでカットしてるのかって言うと騒音は勿論なんだけどそれより耐久性の問題で、H2に対しこのH2Rはクローズド専用って事でその耐久性を無視してる。

H2Rディメンション

だからH2Rはマニュアルによると

「8000rpm以上での走行時間が15時間に達する毎にオーバーホール」

だそうです。

さぞスペシャルなエンジンをしているんだろうなと思ったんですが、意外なことにH2とH2Rの主要部品はカムとクランクが違うくらいでほとんど同じ。

H2Rタービン

H2から+100馬力の過給というのは、それだけ負担があるということですね。

そんなH2Rの最大の特徴はやっぱりウィング。

始まりはZZR1100のテールカウルだったでしょうか。それから12Rのサイドカウルに採用され、H2Rで遂にアッパーカウルまで付いた。

H2Rフェイス

クローズド専用なだけあって遠慮なく伸びてます・・・

「ここまで来ると飛べそうだな」

なんて思ったら後のカワサキモーターサイクルフェア2017でこんなCGが。

H2-AIR

「H2-AIR Type-1」

航空宇宙部門が手がければ本当に飛べるみたい・・・冗談に聞こえない悪ノリですね。

H2Rサイドフェイス

話を戻すと、H2Rはアッパーカウルは勿論のことインナーパネルまでもカーボンを使い、触媒も保安部品も取っ払ったおかげでH2より20kg以上軽い216kgとなってます。

ちなみに斜めにカットされたフルチタンサイレンサーは直管だから120dbと物凄く音がデカい。

H2Rサイレンサー

飛行機のエンジンを間近で聞くのと変わらず会話も出来ないレベルです。

だから公道はおろかサーキットでも場所によっては走れない。鈴鹿や茂木も無理じゃないかな。

それじゃ駄目だろと思うのですが

「引っ掛かる時は社外に変えてね」

との事・・・いや逆ですよね普通。

そんな川重の結晶の様なH2Rですが実は唯一、川崎重工グループ外で開発に多大な貢献をしたメーカーがあります。

ブリジストン

皆さんご存知ブリヂストンです。

カワサキからH2/H2R製作にあたって

「最高時速350kmに耐えるタイヤが無いから作って」

とお願いされたんです。

BS開発部の青木さんいわく、タイヤへの負担というのは速度に対して二次曲線的に挙がってしまう特性。だから300km/hと310km/hでもタイヤへの負担は全く違う。

それを踏まえた上でもう一度。

H2Rアタック

「最高時速350kmに耐えるタイヤを作って」

なんて言われたら目ン玉が飛び出るほど驚いても無理がない話。

「Kawasakiは一体何を・・・」

となる。MotoGPとほぼ変わらない速度レンジなわけですから。

でもソコは流石ブリヂストンと言うべきでしょうか、MotoGP用のタイヤ設備でMotoGPで培った技術を元にH2開発チームに飛び入り参加し開発。

H2Rタイヤ

そして出来上がったのがレーシングバトラックスV01というクローズド専用タイヤ。

しかも市販品よりも先に作られた先行品でH2R専用のオーダーメイドタイヤです。

ローレット加工ホイール

時速350kmが如何に厳しい域なのかをローレット加工(リムの滑り止め)が表していますね。

ちなみにH2Rも2017年にマイナーチェンジが入りZX1000Y型となりました。

2017年型H2R

内容はH2と同様なので割愛します。

ところでH2/H2RといえばTeam38という言葉を目にした事があると思います。

チーム38(サンパチ)

このTeam38(サンパチ)は1975年にカワサキ社員が自主的に集まって結成された歴史あるチーム。

名前の由来は拠点が川崎重工の第38工場だから。

カワサキが84年にワークス撤退を決めた際も

GPZ750Rチーム38

「バイクメーカーがレースを止めてはいけない」

と自社のバックアップやお金が無い中でもプライベーターとして参戦し続け、ワークス復活までライムグリーンを途絶えさせなかった熱いチーム。

チーム38メンバー

H2/H2Rはそんな熱い人達が中心となって作ったバイク・・・ですが、何故にここまで突き抜けたバイクを作ったかというと

「最近のバイクは高性能だけど面白くない」

という声が多く聞かれるようになったから。

だからこそのスーパーチャージャー。どの速度域からでも、蹴られるような、乗り手を振り落とすような加速を持たせたかった。

未亡人製造バイクと言われ今も愛されるマッハ3の様なバイクを作ろうとなった。

H2/H2Rはラップタイムを縮める事が目的のSSではありません。フレームもヘナヘナだし従順でもない。

川崎重工製H2

でもそれでこその”H”なんです。

いつの間にか消えてしまったジャジャ馬バイクの再来というわけ。

主要諸元
全長/幅/高 2070/770/1160mm
[2070/850/1160mm]
シート高 830mm
車軸距離 1450mm
車体重量 216kg(装)
燃料消費率
燃料容量 17.0L
エンジン 水冷4サイクルDOHC四気筒
総排気量 998cc
最高出力 310ps/14000rpm
最高トルク 16.8kg-m/12500rpm
変速機 常時噛合式6速リターン
タイヤサイズ 前120/600R17
後190/650R17
バッテリー
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
SILMAR9B9
推奨オイル カワサキ純正オイルR4/S4
または
MA適合SAE10W-40
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
全容量5.0L
交換時3.9L
フィルター交換時4.4L
スプロケ 前18|後42
チェーン サイズ525|リンク116
車体価格 5,400,000円(税込)
[5,940,000円(税込)]
※[]内は17以降(ZX1000Y)
系譜図
マッハ31969年
500SS MACH3
(H1)
マッハ41972年
750SS MACH4
(H2)
H22015年
Ninja H2
(ZX1000N/X/ZX1002J)
H2R2015年
Ninja H2R
(ZX1000P/Y)
H2SX2018年
Ninja H2SX/SE
(ZX1002A/B/D)
zh22022年
Z H2/SE
(ZR1000K/L)

H2(ZX1000N/X) -since 2015-

H2

「何の制約も無しに自由に二輪車を作れるなら何を作るか」

Ninjaシリーズ30周年を記念して発売されたH2とH2R。

カワサキが出した答えはスーパーチャージャー付きのバイクでした。

H2サイド

「直四でトレリスフレームにプロアームに星形ホイール」

これだけ聞くとアグスタF4かと思いますね。

「カワサキなのに何故バックボーンでもツインスパーでもなく、トレリスフレームなんだ」

という所なんですが、これだけのパワーを真正面から受け止める事は不可能、だから”耐えるアルミ”ではなく”撓って吸収する鉄”のトレリスフレームで行くと決めたようです。

H2吸気口

専用設計で剛性をフルオーダーメイドのように細かく設定出来る事や、排熱やダクトを考えると塞いでしまうツインスパーよりもトレリスの方が相性が良いという事もあったかと思います。

まあそれより何より量販車初となるスーパーチャージャー。

車では聞き慣れた技術だけど、バイク一辺倒な人はスーパーチャージャーって聞いてもピンと来ない人も居ると思うので簡単に説明すると。

H2Rスーパーチャージャー

エンジンの最大の課題の一つは吸気なわけですが、如何に効率よく空気をエンジンに送り込めるかが大事なわけで。

最近のハイパワー車では当たり前となった大きく口の空いたラムエアダクトも空気を吸って走行風を利用して空気を無理やり送り込む為にある。でも当然ながら走行風も相当な強さのものが必要なので効果があるのは200km/h以上出てる時だけ。

「強制的に押し込めるようにタービン(コンプレッサー)を付ければいい」

っていうのがターボチャージャーとスーパーチャージャー。

H2タービン

ターボはエンジンから勢いよく出て行く排気ガスの力を使ってタービン(プロペラ)を回して空気を送り込む方法。

排気ガス(排気圧)って燃焼運動において一番無駄にしてるエネルギーだったりします。

ただ排気ガスを利用しているだけあってどうやってもターボは

吸気

燃焼

排気

タービン

ターボ吸気

となるのでタイムラグが出来てしまう。

対してこのH2でも採用されてるスーパーチャージャーっていうのはピストンが付いているクランクの回転を使って回す方法。

H2スーパーチャージャー

ターボの様に排気ではなくエンジンから直接動力を取ってるので

吸気

燃焼(クランク)

タービン

ターボ吸気

となるのでラグが少ない。

その変わり捨てていた排気エネルギーを使っているターボと違い、クランクから取っているので効率はターボと程は良くない。

ただバイクに限って言うと間違いなくスーパーチャージャーの方が相性が良いでしょう。アクセルワークでタイムラグがあるというのはバイクにとっては致命的。

タービンを回すためにエキゾースト(排気)をすぐに収束する必要があって糞詰まりしてしまうターボと違って排気系が自然吸気と同じ様に出来る事も大きいです。

GPZ750ターボ

ターボについては>>750TURBOをどうぞ

ただし、恐らく車に詳しい方ならH2のスーパーチャージャーを見て疑問に感じると思います。

一般的にスーパーチャージャーというのは、ローターを回転させて圧縮する容量形(リショルム式やルーツブロア式)が基本。

コンプレッサー

ところがH2のコンプレッサーはペラを回し遠心式で圧縮する遠心形なんです。これ本来ながらターボで使われる方法。

H2スーパーチャージャー

なんでこんな事をしてるのかというと、自動車の多く採用されている容量式は嵩張って重い上に、クランクの高回転についていけずレスポンスが落ちるから。

だからペラで圧縮する回転式にした。

簡単に言っていますがクルマと違いバイクはクランク自体が超高回転。H2Rでは16000rpmまで回ります。

そしてこのペラはその更に8倍速、最大13万回転/分で回る。これを達成させるにはミクロン単位の精度を出さないといけない。

ガスタービンエンジン

これはカワサキが高いガスタービン技術を持っていたから可能だったこと。

「カワサキではなく川崎重工(全体)の製品」

と言っているのはこういう所からなんですね。

H2インペラ

そんなターボみたいなスーパーチャージャーなんですが、更に凄い事があります。

空気は圧縮すると物凄く熱くなる性質があります。それをエンジン内で更に圧縮すると更に高温になり、意図しない異常燃焼(ノッキング)の問題が起こる。

熱くなるほど膨張するので吸気充填効率も悪くなります。

インタークーラー

だからターボもスーパーチャージャーも圧縮した空気をエンジンに送る前にインタークーラーという一旦冷やす冷却器を通すのが一般的。

車のボンネットにある郵便ポストとかもですね、昔はそれがターボの証でした。

WRX

話を戻すと、H2にはその大事なインタークーラーが付いてないんです。

正確に言うと

“付けなくても冷やせるようにしている”

です。

H2エンジン

普通ならばプラスチックを使う部分であるエアクリーナーボックスやファンネルをH2ではアルミ製にしている。

熱伝導率が高いアルミを使うことで

吸気口

チャージャー

アルミインテーク(ここで熱を奪う)

アルミファンネルネット(ここでも奪う)

エンジン

となってるわけ。

H2エンジンサイド

これにシリンダーヘッド周りの冷却経路を使った冷却も加わっています。

本当にそれで大丈夫なのかと一部で話題となりました。当たり前ですが、本当に大丈夫でした。

H2サイドビュー

徹底的な吸気効率を上げることで熱を篭もらせない様にしているそうです。アンダーカウルを付けなかったにも、熱を篭もらせないためなんだとか。

当たり前ですが、凄いのはエンジンだけじゃありません。

H2フェイス

他にもまだまだ色々あるんですが、もう一つ挙げるとするならカウル造形。

これは航空宇宙部門の技術に基いて設計したもの。

リバーマーク

チャージャーのガスタービン技術もそうですがH2が凄いのは

「部門に作らせた」

ではなく

「二輪に技術移管させて作った」

つまり、川崎重工の技術を全て二輪部門に集約して作ったというのが凄いんです。

H2広告

川崎重工の技術力とブランド力を知らしめる為のバイクであり、川崎重工の技術自慢バイクでもあるわけです。

生産ももちろん少数または一人一人が一台を担う手作業での組み立て、部品の選別も手作業です。

これで3,024,000円(2017年時点)。安くは無いけど、決して暴利ではないかと。

2017年にはマイナーチェンジが入りZX1000X型に。

ちなみに下のの写真はアッパーカウルがカーボン仕様となっている限定モデル。

H2カーボン

目立つ変更点としては

・5馬力アップ
・KCMF(コーナリングマネジメント制御)
・OHLINSリアサスペンション
・アップダウン両対応クイックシフター
・メーターやエンブレムの変更

といったところです。

更に2019年モデルでは再びモデルチェンジされZX1002J型に。

ZX1002J

・231馬力にUP
・ブレンボキャリパーをM50からStylemaに
・自己修復塗装
フルカラーTFTメーター
・フルLED化
・RIDEOLOGYアプリ対応
などなどの変更が入っています。

なんだかモデルチェンジの流れが完全にスーパーカーと同じですね。

主要諸元
全長/幅/高 2085/770/1125mm
シート高 825mm
車軸距離 1445mm
車体重量 238kg(装)
燃料消費率 {15.3km/L
※WMTCモード値}
燃料容量 17.0L
エンジン 水冷4サイクルDOHC四気筒
総排気量 998cc
最高出力 200ps/10000rpm
[205ps/11000rpm]
{231ps/11500rpm}
最高トルク 14.3kg-m/10000rpm
[13.6kg-m/10000rpm]
{14.4kg-m/11000rpm}
変速機 常時噛合式6速リターン
タイヤサイズ 前120/70ZR17(58W)
後200/55ZR17(78W)
バッテリー YTZ10S
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
SILMAR9B9
推奨オイル カワサキ純正オイルR4/S4
または
MA適合SAE10W-40
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
全容量5.0L
交換時3.9L
フィルター交換時4.4L
スプロケ 前18|後44
チェーン サイズ525|リンク118
車体価格 2,500,000円(税別)
[3,100,000円(税別)]
{3,300,000円(税別)}
※[]内は17以降(ZX1000N)
※{}内は19以降カーボン(ZX1002J)
系譜図
マッハ31969年
500SS MACH3
(H1)
マッハ41972年
750SS MACH4
(H2)
H22015年
Ninja H2
(ZX1000N/X/ZX1002J)
H2R2015年
Ninja H2R
(ZX1000P/Y)
H2SX2018年
Ninja H2SX/SE
(ZX1002A/B/D)
zh22022年
Z H2/SE
(ZR1000K/L)

750SS-MACH4(H2) -since 1972-

750SSマッハ4

先代のマッハ3の兄貴分として登場したマッハ4。

排気量を更に上げてナナハンになりましたが、先の500SSマッハ3で述べた通りクレイジーさは抑えられています。

750SSマッハ4

あくまでも”当時としては”ですが。

ただ残念ながらマッハ4は日本では二年だけの販売。メイン市場だった北米でも海外でも2stが問題視され始めた事から、大成功を収めた4stのZ1系で行くことになり短命に終わりました。

マッハ4

まさかそんなHの名前が43年の時を経て復活するとは・・・です。

主要諸元
全長/幅/高 2085/850/1145mm
シート高
車軸距離 1410mm
車体重量 192kg(乾)
燃料消費率 30.0km/L
※定地走行テスト値
燃料容量 17.0L
エンジン 空冷2サイクル3気筒
総排気量 748cc
最高出力 74ps/6800rpm
最高トルク 7.9kg-m/6500rpm
変速機 常時噛合式5速リターン
タイヤサイズ 前3.25-19
後4.00-18
バッテリー 12N5.5-4A
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
B9HS
推奨オイル
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
全容量2.0L
スプロケ 前15|後47
チェーン サイズ530|リンク120
車体価格 385,000円(税別)
系譜図
マッハ31969年
500SS MACH3
(H1)
マッハ41972年
750SS MACH4
(H2)
H22015年
Ninja H2
(ZX1000N/X/ZX1002J)
H2R2015年
Ninja H2R
(ZX1000P/Y)
H2SX2018年
Ninja H2SX/SE
(ZX1002A/B/D)
zh22022年
Z H2/SE
(ZR1000K/L)

500SS-MACH3(H1) -since 1969-

500SSマッハ3

カワサキの対北米戦略ビッグバイク一号の500-SS(通称マッハ3)、海外では「MACH3 H1」の名で知られているバイクです。

色々と凄かった事からネタとして扱われてるので知ってる人も多いかもしれませんね。

MACH3

大体そういうネタというのは結構大げさに言われてたり、脚色されたりしてるんだけど、このマッハ3は本当に色んな意味で凄かった。

何が凄かったというと2st三気筒500ccってだけでも凄いんだけど、まず

「直線における最速のみ」

を目指して作られた潔さです。

A7アドベンチャー

元となっているのは1967年に登場したA7アベンチャー。

「これにもう一気筒追加したら凄いバイクが出来るんじゃないか?」

という発想から生まれたのがマッハ3なんです。

それで見事にゼロヨン12秒というとてつもない速さを持ったバイクが生まれたんだけど、時代が時代なだけあって各部の品質がエンジンに完全に負けていた。

H1

それでも構わず出したから、タイヤが負けてバーストするわ、チェーンは切れるわ、ブレーキは全く効かないわ、フレームもヨレヨレでまっすぐ走らないわ・・・と散々だった。

でも一番問題だったのはシートがツルツルで簡単に滑り落ちる事っていう。

だから巷でも「とても乗れたバイクじゃない」とか「未亡人製造バイク」とかそりゃもう酷い言われようでした。

マッハ3

ところがですよ。

国民性の違いですかね。普通なら止めとこうとなる筈なのにそれを耳にしたアメリカ人達は

「こんなクレージーなバイクは他にない」

とかいって一部の頭のネジが外れた人達に大ウケしたんですね。

マッハ3カタログ

アメリカなどでは「カワサキ=ワイルド」というイメージが定着してるみたいなんですが、間違いなくこのマッハ3がその始まりでしょう。

ただカワサキもあまりのクレージーさに危機感を覚えたのか、年次改良のたびにマイルドに仕上げていき、マスキー法(アメリカの厳しい排ガス規制)の件もあってか初期型と最終型の74年モデルでは全く別のバイクになってたりします。

主要諸元
全長/幅/高 2025/835/1140mm
シート高
車軸距離 1410mm
車体重量 174kg(乾)
燃料消費率
燃料容量 16.0L
エンジン 空冷2サイクル3気筒
総排気量 498cc
最高出力 60ps/7500rpm
最高トルク 5.85kg-m/7000rpm
変速機 常時噛合式5速リターン
タイヤサイズ 前3.25-19
後4.00-18
バッテリー YB9L-B
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
B9HCS
推奨オイル
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
全容量2.3L
スプロケ 前15|後45
チェーン サイズ530|リンク106
車体価格 298,000円(税別)
系譜図
マッハ31969年
500SS MACH3
(H1)
マッハ41972年
750SS MACH4
(H2)
H22015年
Ninja H2
(ZX1000N/X/ZX1002J)
H2R2015年
Ninja H2R
(ZX1000P/Y)
H2SX2018年
Ninja H2SX/SE
(ZX1002A/B/D)
zh2

Ninja400(EX400G)-Since2018-

2018NINJA400

250と共有することで先代比-37kgと大幅な減量がされたNinja400のEX400G型。

キャスターも立てられツアラーからライトウェイトスポーツへと大変貌。650がモデルチェンジされても音沙汰なしだったのはこのためだったんですね。

2018NINJA400

従来の面白構造から打って変わり、新設計のダイヤモンドトラスフレームに新型エンジンという王道な作り。ただメインフレームがピボットレス構造になっていますね。

ちなみにABSやアシストスリッパークラッチも当然ながら標準装備。

NINJA400LEDヘッドライト

他にもトップブリッジの肉抜きやギアポジションインジケーター付きのデジタルメーター等など、カワサキは250や400だからといってとデザインをケチるような事を全くしなくなりましたね。

ちなみに最近流行している逆スラントになったわけですが・・・

NINJA400LEDヘッドライト

「なんでこうも逆スラントが増えているんだろう」

と思って調べてみたところ、どうも流行だけではなくLEDヘッドライトが関係している様。

従来の(中央にバルブがある)スラントノーズ系マルチリフレクターとLEDは相性が良くないそうです。

NINJA400LEDヘッドライト

言われてみれば確かに綺麗に別れている。技術的な話はもう少し調べてから書きたいと思います。

話をNINJA400に戻すと・・・そもそもなんで好評だったツアラー路線からスーパースポーツ路線に変えたのかという話ですが、これは世界的にライトウェイトミドルの人気が高まりだしたら。

NINJA400リアビュー

つまりこのモデルからは日本専売ではなく世界で売られるワールドモデルに昇格となったわけです。

面白いことに先代の頃から既にイタリアのコミュニティなどで日本向けの400モデルを取り上げ

「コッチのほうが回せて面白そう」

と紹介されたりもしていました。

根気強く国内のために出し続けていた400に、日本ではなく海外が振り向くっていう。

そしてもう一つ大事なこと。

市場の人気が高まるということは・・・レースが始まるんですね。これも理由の1つ。

スーパースポーツ300

ZX-10Rなどでお馴染みのWSB(市販車世界レース)において

「SUPERSPORT300」

という新しいクラスが2017年から始まりました。

300と銘打たれていますがレギュレーションは排気量ではなくA2免許クラス(47馬力以下)で協会が認めた車両。初年度はCBR500R、NINJA300、YZF-R3の三つ巴で優勝車両はYZF-R3でした。

2018年式ニンジャ400

つまり2018年からこのNINJA400でZX-10Rの様に勝ちを取りに来たというわけ。さすがSBKに社運を賭けてるメーカー。

もちろんあくまでも市販ロードスポーツとしてがメインなのでポジションもそれほどキツいわけではないんですが、ダブルディスクという見栄を捨てて軽さのシングルディスクを選んだのを見ても、スポーツを意識しているのが伺えます。

2018年式黒

色々言われていますがこのシングルディスク化は本当に英断。

見栄えするダブルディスクの方が良いと思う気持ちも痛いほど分かります。でも新しいNINJA400の魅力はライトウェイトです。

2018年式エンジン

250と共有なんだけど基本的にエンジンクランクやフレームといった主要部は250をベースにしたから167kgと軽く出来た。

だから本当にそれで大丈夫なのかと思う細身のフレームもそうですが、共有というよりNINJA250をどうにかこうにかして400cc化したようなバイク。

2018年式サイドビュー

このシングルディスクブレーキというのはそれを無駄にしない為のシングルディスク。

ライトウェイトスポーツの証という事です。

主要諸元
全長/幅/高 1990/710/1120mm
シート高 785mm
車軸距離 1370mm
車体重量 167kg(装)
燃料消費率 24.8km/L
※WMTCモード値
燃料容量 14.0L
エンジン 水冷4サイクルDOHC2気筒
総排気量 399cc
最高出力 48ps/10000rpm
最高トルク 3.9kg-m/8000rpm
変速機 常時噛合式6速リターン
タイヤサイズ 前110/70R17(54H)
後150/60R17(66H)
バッテリー FTX9-BS
プラグ LMAR9G
推奨オイル カワサキ純正オイルR4/S4
または
MA適合品SAE10W-40
オイル容量 全容量2.3L
交換時1.6L
フィルター交換時2.0L
スプロケ 前14|後41
チェーン サイズ520|リンク106
車体価格 663,000円(税別)
系譜図
GPZ400S1986年
GPZ400S
(EX400A)
EN4001985年
EN400-TWIN
(EN400A/B/C)
KLE4001991年
KLE400
(LE400A)
EX-41994年
EX-4
(EX400B)
R2010年
Ninja400R
(EX400C/D)
ER-4n
(ER400B/C)
2014年
Ninja400
(EX400E/F)
2018ニンジャ4002018年
Ninja400
(EX400G)

Ninja400(EX400E/F) -Since2014-

Ninja400

兄貴分のER-6がNinja650へフルモデルチェンジし、遅れること二年後にモデルチェンジされNinja400と改名されたEX400E型とABS装備のF型。

先代が思わぬ好調なセールスだったから引っ張ったんでしょうかね。ただ残念ながらネイキッドタイプのER-4nはモデルチェンジされることなく・・・。

作りは基本的にNinja650に順従するもので、斬新で面白いダブルぺリメターフレームの形も同じ。

足つき性

シートフレームも途中から別れるセミダブルクレードルの様な形にして足つき性が大幅に改善。

カウルも大型の650と共有するだけあって本当に凄い。400もここまで来たかというような形状と塗り分け。

EX400E

ZX-14Rの流れを汲む、刺さっているようなサイドフェアリングですが、なんでもカウル形状は排熱がライダーの膝へ直撃しない狙いがあるんだとか。

EX400F

少し話が反れますがKawasakiのNinja650のページで

「レースで認められたパフォーマンス」

と言われていたのを見逃してました。

兄貴分の650は欧州ではカワサキを代表するNinjaとして多くの人に親しまれているため、Ninja650のワンメイクレースが盛ん。

ただカワサキが言いたいレースパフォーマンスはどうも別で

「AMAフラットトラックレーシング」

というアメリカではメジャーなダートレースの「GNCツインズ」の事。

GNCツインズ

“550cc~700ccの車両にはリストリクター(吸入規制)、重量規定なし”
“701cc~1000ccの車両にはリストリクター(吸入規制)及び重量規定”

日本でいうオートレースのダート版ですね。さすがオフ大国アメリカ。

でカワサキのninja650の車両がこれ。

6モンスター

原型を留めてない・・・というか使われているのはほぼエンジンだけ。

昔からハーレーの一強だったカテゴリで一矢報いた事から誇っているわけですね。

ガチャピンエンジン

まさかNinja400/650の一部でガチャピンと親しまれる形のエンジンがアメリカのダートで活躍してるなんて誰が想像できるだろう・・・

主要諸元
全長/幅/高 2110/770/1180mm
シート高 805mm
車軸距離 1410mm
車体重量 209kg(装)
[211kg(装)]
燃料消費率 24.0km/L
※WMTCモード値
燃料容量 15.0L
エンジン 水冷4サイクルDOHC2気筒
総排気量 399cc
最高出力 44ps/9500rpm
最高トルク 3.8kg-m/7500rpm
変速機 常時噛合式6速リターン
タイヤサイズ 前120/70ZR17(58W)
後160/60ZR17(69W)
バッテリー YT12A-BS
プラグ CR9EIA-9
推奨オイル カワサキ純正オイル
または
MA適合品SAE10W-40
オイル容量 全容量2.4L
交換時1.6L
フィルター交換時1.8L
スプロケ 前15|後46
チェーン サイズ520|リンク114
車体価格 668,520円(税込)
740,880円(税込)
※[]内はABSモデル(EX400F)
系譜図
GPZ400S1986年
GPZ400S
(EX400A)
EN4001985年
EN400-TWIN
(EN400A/B/C)
KLE4001991年
KLE400
(LE400A)
EX-41994年
EX-4
(EX400B)
R2010年
Ninja400R
(EX400C/D)
ER-4n
(ER400B/C)
2014年
Ninja400
(EX400E/F)
2018ニンジャ4002018年
Ninja400
(EX400G)

Ninja400R(EX400C/D) -since 2010-

Ninja400R

「FULLFAIRING SPORT」

タイカワサキに生産を移設されたER-6をベースに400cc化したNINJA400R。

Ninja400Rキャンペーンポスター

十数年ぶりな上にNINJAということで見た目はかなり戦闘的なスタイリングに。

特に顔には拘ったようで、ビルドインウィンカーやヘッドライトのバルブカバーを装着するほどのこだわり。

ヘッドライトバルブカバー

このバルブカバーは後にNINJA1000にも採用されました。機会があったら覗いてみましょう。

NINJA400Rは完全新設計の新しいモデルなんですが、順当なスポーツツアラーで正に21世紀のEX-4といえるバイク。

ボディも大型の650と共通なだけあり新設計トラスフレームやサスなどなかなか良いものというか面白いものを持ってる。

レイダウンサスペンション

中でも特徴的なのがレイダウンサスペンション。

これはリンク無しでもプログレッシブな(二次曲線的な)働きをさせるためのレイアウト。

要はネイキッドの二本サスを一本にして思いっきり寝かせた様なものなんですが、丸見えで良いアクセントになっていますね。

ER-4n
(ER400B/C)
-since 2010-

ER-4n

コチラはヨーロピアンテイストを取り入れたネイキッドモデルにあたるER-4n。

ガンダム顔なNinja400Rとは対照的にコチラはザク顔ですね。新しいバイクなのに走っているところを先ず見ない。

このNinja400R/ER-4nはGPZ400SやEX-4の不人気さが嘘のように人気を呼び、2012年度には年間販売二位を記録しました。

この要因は正直に言うとカワサキの四気筒が既に死滅していた事が大きいかと。もしも同じようなルックスでZZR400なんかがまだあったらソッチを選んでた人が多いと思います。

それが無かったから(言葉が悪いですが)仕方なしにNinja400R/ER-4nが見られるようになった。

Ninja400Rスペシャルエディション

しかしいざ見てみると意外とスポーツが出来て、何より使い勝手が良いという今まで気付かなかったパラツインの魅力を知る事に。

要するにセールスが好調だったのは低い期待値を裏切る感動があったから。執念深く続けてきたパラツイン400という訴えがやっと認められたわけです。

主要諸元
全長/幅/高 2100/760/1200mm
[2100/760/1100mm]
シート高 790mm
[785mm]
車軸距離 1410mm
[1405mm]
車体重量 203kg(装)
[199kg(装) ]
燃料消費率 37.0km/L
※定地走行テスト値
燃料容量 15.0L
エンジン 水冷4サイクルDOHC2気筒
総排気量 399cc
最高出力 44ps/9500rpm
最高トルク 3.8kg-m/7500rpm
変速機 常時噛合式6速リターン
タイヤサイズ 前120/70ZR17(58W)
後160/60ZR17(69W)
バッテリー YTX12-BS
プラグ CR9EIA-9
推奨オイル カワサキ純正オイル
または
MA適合品SAE10W-40
オイル容量 全容量2.4L
交換時1.7L
フィルター交換時1.9L
スプロケ 前15|後46
チェーン サイズ520|リンク114
車体価格 649,000円(税込)
[629,000円(税込)]
※[]内はER-4n
※ABS(EX400D/ER400C)は+4kg/7万円
系譜図
GPZ400S1986年
GPZ400S
(EX400A)
EN4001985年
EN400-TWIN
(EN400A/B/C)
KLE4001991年
KLE400
(LE400A)
EX-41994年
EX-4
(EX400B)
R2010年
Ninja400R
(EX400C/D)
ER-4n
(ER400B/C)
2014年
Ninja400
(EX400E/F)
2018ニンジャ4002018年
Ninja400
(EX400G)

EX-4(EX400B) -since 1994-

EX400B

「Shake the City」

実質的にGPZ400Sの後継モデルとなるEX-4/EX400B型。海外ではNinjaという名前が与えられていましたが国内モデルにはつかず。

変更点としては

・カウルデザインの変更

・アンダーカウルの装着

・ホイールを17インチ化

・キャスター角の変更

などなどで、ロードスポーツという立ち位置は変わらず。

EX-4とXELVIS

よくホンダのゼルビスと間違われたりするモデルですが、EX-4の場合ツアラーとしてはZZR400があったしスーパースポーツとしてはZXR400があった。

ソコソコ好評だった海外向け500はまだしも、なんでわざわざ国内400に合わせての出したのかって話ですがRiders Club239によると、スポーツモデルにあたるZX-4~ZXR400が尖りすぎてGPZ400Sのコンセプトから大きく離れてしまったのが理由との事。

EX-4

街乗りからサーキットまでオールマイティに使える正にスポーツと呼べるGPZ400Sで形にしたコンセプトこそが正しいという考えがあったわけですね。

実際このEX-4は突出したものは持っていなかったものの、下から上までストレスなくパワーが出る絶妙なスポーツモデルとしてオーナーからの評価は良かった。

EX-4カタログ写真

1998年に生産終了となった後にジワジワと再評価され、人気が高くなったのが何よりの証拠かと。

主要諸元
全長/幅/高 2085/710/1165mm
シート高 775mm
車軸距離 1435mm
車体重量 177kg(乾)
燃料消費率 39.0km/L
※定地走行テスト値
燃料容量 18.0L
エンジン 水冷4サイクルDOHC2気筒
総排気量 399cc
最高出力 50ps/10,500rpm
最高トルク 3.6kg-m/9000rpm
変速機 常時噛合式6速リターン
タイヤサイズ 前110/70-17(54H)
後130/70-17(62H)
バッテリー YB14L-A2
プラグ DR8EA
または
X27ESR-U
推奨オイル カワサキ純正オイル
または
MA適合品SAE10W-40
オイル容量 全容量3.4L
交換時2.8L
フィルター交換時3.0L
スプロケ 前16|後42
チェーン サイズ520|リンク104
車体価格 499,000円(税別)
系譜図
GPZ400S1986年
GPZ400S
(EX400A)
EN4001985年
EN400-TWIN
(EN400A/B/C)
KLE4001991年
KLE400
(LE400A)
EX-41994年
EX-4
(EX400B)
R2010年
Ninja400R
(EX400C/D)
ER-4n
(ER400B/C)
2014年
Ninja400
(EX400E/F)
2018ニンジャ4002018年
Ninja400
(EX400G)

KLE400(LE400A)-since 1991-

LE400A

「TRANS-NATURE」

ドギツいカラーリングが話題となったKLE400。最初に紹介したGPZ400Sのトレールモデル。

二年後に登場する250のアネーロの兄貴分なんですが、こちらのモデルには”アネーロ”というペットネームは与えられず。

KLE400

トレールボディにビュンビュン系パラツイン、多少の悪路ならビクともしない万能快速ツアラー。

正に2010年代後半から流行りだしたマルチパーパスの典型だったんですが、当時はまだまだドマイナーなジャンルで振り向いてくれる人は少く・・・辛抱強く2006年まで生産したんですが。

KLE400カタログ写真

あともう少しで春が来たかもしれなかった。

主要諸元
全長/幅/高 2210/870/1215mm
シート高 850mm
車軸距離 1505mm
車体重量 185kg(乾)
燃料消費率 36.5km/L
※定地走行テスト値
燃料容量 11.0L
エンジン 水冷4サイクルDOHC2気筒
総排気量 398cc
最高出力 42ps/9000rpm
最高トルク 3.4kg-m/8000rpm
変速機 常時噛合式6速リターン
タイヤサイズ 前90/90-21(54S)
後130/80-17(65S)
バッテリー YTX12-BS
プラグ DR8A
または
X24ESR-U
推奨オイル カワサキ純正オイル
または
MA適合品SAE10W-40
オイル容量 全容量3.4L
交換時2.8L
フィルター交換時3.0L
スプロケ 前16|後44
チェーン サイズ520|リンク108
車体価格 509,000円(税別)
系譜図
GPZ400S1986年
GPZ400S
(EX400A)
EN4001985年
EN400-TWIN
(EN400A/B/C)
KLE4001991年
KLE400
(LE400A)
EX-41994年
EX-4
(EX400B)
R2010年
Ninja400R
(EX400C/D)
ER-4n
(ER400B/C)
2014年
Ninja400
(EX400E/F)
2018ニンジャ4002018年
Ninja400
(EX400G)

GPZ400S(EX400A) -since 1986-

GPZ400S

「昨日が都市派!」

元祖ハーフニンジャことGPZ400S。

二気筒ながら50馬力という侮れないスペックを発生する新設計のスポーツバイクですが、果たしてこのバイクを覚えている人がどれくらい居るでしょうか。

このバイクがハーフニンジャと言われていたのは名前からだけではありません。エンジンが元祖ニンジャとして登場したGPZ900Rのエンジンを半分にしたエンジンだったからです。正確に言うとピストンなどを流用。

EX400A

そのためツインとは思えないビュンビュン系のツイン・・・なんだけど、既にこの時GPZ400Rというカワサキの400史を代表するほどの四気筒の名車が既に居た。

GPZ400R|59馬力
GPZ400S|50馬力

どっちを選ぶかと言われたら四気筒を選ぶのが普通ですよね。

そのため僅か三年余りでカタログ落ちしました。通年で1000台も出なかった模様。

なぜ四気筒が既にあったのに出したのかと

「ミドルは二気筒が最適解」

という考えをカワサキはこの時から既に持っていたからです。

主要諸元
全長/幅/高 2070/675/1165mm
シート高 770mm
車軸距離 1440mm
車体重量 174kg(乾)
燃料消費率 39.0km/L
※定地走行テスト値
燃料容量 18.0L
エンジン 水冷4サイクルDOHC2気筒
総排気量 398cc
最高出力 50ps/10500rpm
最高トルク 3.6kg-m/9000rpm
変速機 常時噛合式6速リターン
タイヤサイズ 前100/90-16(54H)
後120/90-16(63H)
バッテリー FB14L-A2
プラグ DR8ES
または
X27ESR-U
推奨オイル カワサキ純正オイル
または
MA適合品SAE10W-40
オイル容量 全容量3.4L
交換時2.8L
フィルター交換時3.0L
スプロケ 前16|後42
チェーン サイズ520|リンク104
車体価格 459,000円(税別)
系譜図
GPZ400S1986年
GPZ400S
(EX400A)
EN4001985年
EN400-TWIN
(EN400A/B/C)
KLE4001991年
KLE400
(LE400A)
EX-41994年
EX-4
(EX400B)
R2010年
Ninja400R
(EX400C/D)
ER-4n
(ER400B/C)
2014年
Ninja400
(EX400E/F)
2018ニンジャ4002018年
Ninja400
(EX400G)