FZ400R/N(46X/2EL/3CD/1FK) -since 1984-

FZ400R

「リアルレスポンス」

もしかしたらというか、恐らく系譜の始まりにして最も人気があるであろうFZ400R。

FZ400Rは当時4st水冷400のスーパースポーツ(レーサーレプリカ)での出遅れを取り戻す事を狙って作られたバイクで、TT-F3のFZR400(純レーサー)と共同開発という謳い文句で登場しました。

TT-F3 FZR400

ちなみにこのFZR400は見事TT-F3初代チャンピオンに輝きました。

そんなFZR400との二卵性双生児であることが最も現れているのが、大きなフロントフェアリングと流れるようなシートカウル。

FZ400Rサイド

このカウルは空気抵抗を軽減する為に編み出された造形で、ヤマハとしてはRVZ500Rと並び”飾りではない本当の空力パーツ”として取り入れた初めての市販車。

でもライダーはそんな事よりも単純にこの斬新なデザインにヤラれた人が多かった。

46X

今改めて振り返ってみると本当にFZ(FAZER)シリーズの始祖に相応しいデザインですね。

コチラは翌1985年に出たネイキッドモデルであるFZ400N。

FZ400N

N=ネイキッド=カウルレスという認識はこのバイクから始まりました。

2年後の86年モデルではハンドルなどのポジションが見直され、87年モデルではフルカウルモデル(3CD型)も登場するなど、FZ400Rは二年保たないのが当たり前だったレーサーレプリカ時代において、4年以上もラインナップに居た超長寿レーサーレプリカだったりします。

FZ400Rフルカウル

これが何故かと言うとFZ400R/Nは基本設計が古かったからです。

誤解している人も多いのですがFZ400RはGENESIS思想のバイクではありません。GENESISの始まりはFZ400Rの翌年に出たFZ750やFZ250PHAZERから。

1FKカタログ写真

FZ400R/Nはアルミフレームでも無いし、エンジンはXJ400Zの物だから純粋なレーサーレプリカかと言うとそうでもない。

でもこれが良かったんです。

FZ400Rカタログ写真

これまで培ってきた直四や鉄フレームから来る若干のナローさのおかげで、速いだけでなく懐が非常に広かったから何年経ってもFZ400を選ぶ人が多かったんです。

主要諸元
全長/幅/高 2025/690/1145mm
[2025/705/1145mm]
シート高 785mm
車軸距離 1385mm
車体重量 165kg(乾)
[166kg(乾)]
燃料消費率 55.0km/L
※定地走行テスト値
燃料容量 18.0L
エンジン 水冷4サイクルDOHC四気筒
総排気量 399cc
最高出力 59ps/12000rpm
最高トルク 3.7kg-m/10000rpm
変速機 常時噛合式6速リターン
タイヤサイズ 前100/90-16(54H)
後120/80-18(62H)
バッテリー FB12A-A
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
D8EA
推奨オイル
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
全容量2.9L
交換時2.2L
フィルター交換時2.5L
スプロケ 前16|リア45
チェーン サイズ520|リンク104
車体価格 598,000円(税別)
[615,000円(税別)]
※スペックはFZ400R(46X)
※[]内はフルカウルモデル(3CD)
系譜図
FZ400R1984年
FZ400R/N
(46X/2EL/3CD/1FK)
1wg/2TK1986年
FZR400/R
(1WG/2TK)
3EN1988年
FZR400/R
(3EN)
3TJ1990年
FZR400RR/SP
(3TJ)

JOG CEH50/D(B3K)-since 2018-

CEH50

「NEW JOG」

九代目にあたるCEH50/B3K型。

ニュースでも大々的に取り上げられたのでご存知の方も多いと思いますが、このモデルからJOGはホンダ生産となりました。

タクトとジョグ

ハッキリ言ってしまえばタクトと共有。CEH50の”H”はホンダのHなんでしょうね。

だから基本的にはタクトと同じでエンジンも新世代のeSPエンジンです。

ESPエンジン

ホンダ一押しのコンビブレーキ(後輪ブレーキで前輪もかかる)や後輪ロックレバー(ブレーキ固定)も付いています。

ただアイデンティティであるフェンダーボディと鋭いヘッドライトはキープし、どう見てもJOGにしか見えないのは凄い。

カタログ写真

グレードは二つに絞られ、豪華版のデラックスはアイドリングストップ機能やステッチシートなどを装備。

デラックスとの違い

一方でノーマルは705mmとシート高を15mm抑えたモデルで先代のプチ的なモデルですね。

しかしながら80年代に正面衝突したホンダとヤマハが、タクトとジョグがまさか手を取り合う事になると誰が予想したでしょう。

当時そんな予言をしたら鼻で笑われるどころか病院に連れて行かれるレベルですよ。

ちなみにこうなった原因は数が出ること前提だったから安く販売できていた原付市場の大幅な縮小にあります。

もともと原付一種(以下:原付)は80年をピークに右肩下がりでした。それはHY戦争による飽和やヘルメットの義務化などもありますが、大きいのは有名な『3ない運動』ですね。

原付需要の低下

原付に乗ってるだけで不良の様な扱いを受けてしまう社会になってしまい2000年には1/4まで縮小。

メーカーも低価格を維持するために中国や台湾など海外生産に切り替えることでコストを抑えていたんですが、更に追い打ちをかける様な市場への冷や水があり限界を迎えた。

50cc市場

2006年からの駐禁取り締まりです。

これによりシティコミューターという地位を完全に剥奪され市場規模は全盛期の1/10にまで縮小。

そして2020年にはさらなる排ガス規制強化というコスト増要因が控えてる。

そんな首が回らない状況になったからホンダとヤマハが業務提携する事になったんです。

タクトとジョグ

これはもう本当に仕方がない。

自分達で造っても高くなるヤマハ、ヤマハの分も造れば更に安くできるホンダ。

両社の思惑が合致する形となったわけですが、これは結局ホンダもヤマハも原付に対する考えが一緒だったから提携が出来た話。

原付提携

「原付はもっとも身近な車」

という考えです。

一日一万円で免許が取れて、月収で買える行動範囲を大きく広げる乗り物なのが原付。

そんな原付を重宝している人、もっと言うと

「原付がないと生活できない人」

というのがどんなに市場が縮小しようと少なからず居る。

そういう人たちの為にも安価で高品質な原付を提供し続けるという『社会的責任』を果たす必要があると両社が考えていたから業務提携できた。

要するに撤退は有り得ないんです。

2018JOG

そしてそんな中でも

「下駄車といえど少しでもカッコイイのが良い」

という声に応えるように誕生し、いまも続いているのがジョグ。

ヤマハジョグ

だからジョグというのはヤマハの社会に対する責任感を示しているバイクでもあるわけです。

主要諸元
全長/幅/高 1675/670/1040mm
シート高 705mm
[720mm]
車軸距離 1115mm
[1125mm]
車体重量 78kg(装)
[79kg(装)]
燃料消費率 58.4km/L
※WMTCモード値
燃料容量 4.5L
エンジン 水冷4サイクルSOHC単気筒
総排気量 49cc
最高出力 4.5ps/8000rpm
最高トルク 0.42kg-m/6000rpm
変速機 Vベルト式
タイヤサイズ 前後80/100-10(46J)
バッテリー GTZ5VS
[GTZ6V]
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
CPR8EA-9
推奨オイル ヤマルーブ レッドバージョンフォースクーター
MB規格10W-30
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
全容量0.7L
交換時0.65L
スプロケ
Vベルト 2JA-17641-00
車体価格 109,000円(税別)
[129,000円(税別)]
※[]内はジョグDX
系譜図
27V 1983年
CE50E/ES
(27V/48F/1KX/1RN/2EX)

CG50 1987年
CG50E/ED/ES/Z
(2JA/2TA/2TE/3CP)
CY50 1989年
CY50/D/H/HS/Z
(3KJ/3RY)
YG50 1991年
YG50/D/Z/ZS/EX
(3YJ/3YK)
YJ50 1994年
APRIO
YJ50/EX/S/R
(4JP/4LV/5AU)
YV50 1997年
YV50/C/Z/H
(5BM/5EM/5GD)
CV50 2001年
CV50/A/R/ZR
(5KN/5PT/5SU/5SW)
CE50 2007年
CE50/D/P/ZR
(3P3)
CEH50 2018年
CEH50/D
(B3K)

JOG CE50/D/P/ZR(3P3)-since 2007-

CE50

「ニューフレンドリーJOG」

4st化とFI化その両方を一気にやってきた八代目のCE50/3P3型。

まだまだ記憶に新しい人も多いのではないでしょうか。

カタログ写真

こっちはキャストホイールとディスクブレーキを装備したデラックス/CE50D型。

もちろん一番人気のZRもモデルチェンジ。少し上品になったリアスポイラーと赤いキャリパーやクリアレンズが特徴です。

4st ZR

エンジンなどのスペックはノーマルと同じです。

さて、このJOGは最初にも言ったように、そして巷でも言われている通り環境規制による4st化で遅くなりました。

行程が二倍になって重くなるから仕方がない話なんですが、少しでも良くしようと考えられたのがヒシヒシと伝わってくる。

分かりやすいのが圧縮比で、このJOGは【12.0:1】と圧縮比がべらぼうに高い。これはYZF-R1/R6に次ぐ高さ。

モビスターカラー

狙いはもちろんわずか栄養ドリンク一本分しかない燃焼室で少しでもパワーを稼ぐため。そこに2バルブではなく3バルブを組み込んで充填効率を上げつつ、水冷化で圧縮比も上げてパワーを稼いでいる。

CE50ラインナップ

そのおかげで4stジョグは遅いと言われる4st50の中では速い方です。

更に2015年にはわずか0.3馬力上げるために排気系を見直して4.5馬力になった・・・んですが2017年にはまた排ガス規制で-0.2馬力の4.3馬力っていう。

泣けてきますね。

そんな八代目の4st JOGですが、晩年の2016年に初代ことペリカンジョグの復刻カラーが限定1500台で販売されました。

ジョグスペシャル

何故ここに来て復刻カラーを出したのか・・・その理由は次のモデルで分かります。

※CE50P/3P3|JOG プチ(ローシート仕様)

※CE50D/3P3|JOG デラックス(キャスト&ディスク)

※CE50ZR/3P3|JOG ZR(上位サスやスポイラー等)

主要諸元
全長/幅/高 1685/650/1035mm
シート高 725mm
車軸距離 1160mm
車体重量 78kg(乾)
燃料消費率 66.0km/L
※定地走行テスト値
燃料容量 4.4L
エンジン 水冷4サイクルSOHC単気筒
総排気量 49cc
最高出力 4.2ps/8500rpm
最高トルク 0.40kg-m/6500rpm
変速機 Vベルト式
タイヤサイズ 前後90/90-10(41J)
バッテリー GTX5L-BS
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
CR7E
推奨オイル ヤマルーブ エフェロ4ミニスクーター
MB規格10W-40
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
全容量0.8L
交換時0.78L
スプロケ
Vベルト 5ST-E7641-00
車体価格 138,000円(税別)
※スペックはノーマルジョグ
系譜図
27V 1983年
CE50E/ES
(27V/48F/1KX/1RN/2EX)

CG50 1987年
CG50E/ED/ES/Z
(2JA/2TA/2TE/3CP)
CY50 1989年
CY50/D/H/HS/Z
(3KJ/3RY)
YG50 1991年
YG50/D/Z/ZS/EX
(3YJ/3YK)
YJ50 1994年
APRIO
YJ50/EX/S/R
(4JP/4LV/5AU)
YV50 1997年
YV50/C/Z/H
(5BM/5EM/5GD)
CV50 2001年
CV50/A/R/ZR
(5KN/5PT/5SU/5SW)
CE50 2007年
CE50/D/P/ZR
(3P3)
CEH50 2018年
CEH50/D
(B3K)

JOG CV50/A/R/ZR/ZII(5KN/5SU/5SW)-since 2001-

CV50

「ヨベバ・コタエル・スクーター」

ディスクブレーキが標準装備となったリモコンジョグことCV50/R型。

カタログ写真

何がリモコンなのかとボタンが二つ付いた多機能リモコン(トランスミッター)です。

一つはアンサーバック機能といってボタンを押すとライト点灯で自車を知らせてくれ、おまけに先に紹介したG-LOCKも解除してくれる。

リモコン

そしてもう一つは上記に加えなんとシートオープンまでやってくれる親切さ。

この事からリモコンと名付けられたわけです。※CV50Rのみ

CV50Rカタログ

ちなみにカタログに起用されたのはユースケサンタマリアさん。

そしてこのリモコンジョグでもう一つ大きな出来事が、二代前がベースながら大好評だったZRもリモコンジョグベースにモデルチェンジされた事。

CV50ZR

先代からさらにイタリア製のキャストホイールを装備し、ハイマウントテールも更にカチ上げに。

リモコンジョグに+2万円でこれを選べるなら結構お買い得というか良心的ですよね。ただ排ガス規制の対応で6.8馬力と若干ダウンしています。

あとここで一つ紹介しておきたいのがBJ YL50と呼ばれるモデル。

ベーシックジョグ

ベーシックジョグ略してBJで、派生ではなく台湾から逆輸入されたJOG。

前後ドラムブレーキの廉価版的な立ち位置だったんですが、面白い事に原付一種には不要なある機能を備えています。

BJ

それはタンデムステップ。

これはベースが台湾のJOG90で、そのボディを持ってきたからタンデムステップがついてるわけ。もちろん二人乗りは出来ません。

一応ジョグとしてはこのモデルが最後の2stとなります。

※CV50ZR/6PT|リモコンJOG ZR

※CV50R-A/5SU|台湾生産モデル

※CV50ZR/5SW|台湾生産モデル

主要諸元
全長/幅/高 1670/640/1005mm
シート高 710mm
車軸距離 1160mm
車体重量 68kg(乾)
燃料消費率 63.0km/L
※定地走行テスト値
燃料容量 5.7L
エンジン 空冷2サイクル単気筒
総排気量 49cc
最高出力 6.5ps/7000rpm
最高トルク 0.68kg-m/6500rpm
変速機 Vベルト式
タイヤサイズ 前後90/90-10(40J)
バッテリー GT4B-5
[GT4L-BS]
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
BPR7HS
推奨オイル ヤマハ純正スーパーオイル
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
1.4L
スプロケ
Vベルト 4JP-17641-00
車体価格 159,000円(税別)
[167,000円(税別)]
※スペックはCV50
※[]内はCV50R
系譜図
27V 1983年
CE50E/ES
(27V/48F/1KX/1RN/2EX)

CG50 1987年
CG50E/ED/ES/Z
(2JA/2TA/2TE/3CP)
CY50 1989年
CY50/D/H/HS/Z
(3KJ/3RY)
YG50 1991年
YG50/D/Z/ZS/EX
(3YJ/3YK)
YJ50 1994年
APRIO
YJ50/EX/S/R
(4JP/4LV/5AU)
YV50 1997年
YV50/C/Z/H
(5BM/5EM/5GD)
CV50 2001年
CV50/A/R/ZR
(5KN/5PT/5SU/5SW)
CE50 2007年
CE50/D/P/ZR
(3P3)
CEH50 2018年
CEH50/D
(B3K)

JOGYV50/C/Z/H(5BM/5EM/5GD)-since 1997-

YV50

「G CONCEPT」

発売から15年、累計生産台数270万台となった頃に登場した六代目のYV50型。

3つのGを元に大変貌を遂げました。

TMレボリューションとJOG

ちなみに起用されたのは今もTVで活躍中の西川さん。

それより3つのGですが、1つ目のGはG-TANK。

燃料タンクをアプリオから更に+1Lで暮らす最大級となる7Lものタンク容量を確保。燃費も6%向上しアプリオの武器だった航続距離224kmを大幅に超える274kmになりました。

そしてもう一つありがたいのが合わせてオイルタンクも1.4Lに大幅アップしたこと。

「警告灯が点いたから1L缶買ったのに全部入らなかった」

「全部入れようと思ったら溢れて悲惨な事になった」

っていう2stあるあるを回避。

2つ目のGはG-LOCK。

キーロック

当時としてはまだまだ珍しかったキーシャッターを装備。

さらにハンドルロックとリアホイールロックを装備し、万が一シャッターを開けられても安心ガード。

そして3つ目のGはG-BOX。

YV50メットイン

23Lというとてつもない大容量メットインスペースに進化。

ヘッドライトもカゴを付けた際に遮ってしまわないようにボディ埋め込みになり、カゴ付きグレートだったミセスジョグことジョグポシェも1999年からはこのYV50ベースに。

ジョグポシェ

なんだかジョグなのに一気にファミリーバイクになってしまいましたね。

でもこれは実用性を第一にしたアプリオの後継という立ち位置だったからで、若者向けのスポーツモデルはちゃんと別に用意されました。

YV50ZR

「ジョグと言えばハンドルマウントライトだろ」

という人のためというかジョグの伝統を守ったスポーツモデルZの二代目JOG-ZII。

そう思っていた人が多かったのか非常に人気で1999年からはこのZ-IIが標準のJOGに昇格。

ちなみに読み方は”ゼッツー”ではなく”ゼットツー”です。紛らわしいですけどね。

※YV50Z/5EM1~2|JOG ZII & JOG(7.2馬力)

※YV50Z/5EM3|JOG ZII&JOG(6.8馬力)

※YV50H/5GD|JOGポシェ

主要諸元
全長/幅/高 1660/625/1025mm
シート高 710mm
車軸距離 1160mm
車体重量 64kg(乾)
燃料消費率 50.0km/L
※定地走行テスト値
燃料容量 7.0L
エンジン 空冷2サイクル単気筒
総排気量 49cc
最高出力 6.8ps/7000rpm
最高トルク 0.72kg-m/6500rpm
変速機 Vベルト式
タイヤサイズ 前後3.00-10(32J)
バッテリー GT4B-5
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
BPR7HS
推奨オイル ヤマルーブ
スポーツ(10W-40)
または
スタンダードプラス(10W-40)
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
1.4L
スプロケ
Vベルト 4JP-17641-00
車体価格 142,000円(税別)
※スペックは5EM1
系譜図
27V 1983年
CE50E/ES
(27V/48F/1KX/1RN/2EX)

CG50 1987年
CG50E/ED/ES/Z
(2JA/2TA/2TE/3CP)
CY50 1989年
CY50/D/H/HS/Z
(3KJ/3RY)
YG50 1991年
YG50/D/Z/ZS/EX
(3YJ/3YK)
YJ50 1994年
APRIO
YJ50/EX/S/R
(4JP/4LV/5AU)
YV50 1997年
YV50/C/Z/H
(5BM/5EM/5GD)
CV50 2001年
CV50/A/R/ZR
(5KN/5PT/5SU/5SW)
CE50 2007年
CE50/D/P/ZR
(3P3)
CEH50 2018年
CEH50/D
(B3K)

JOG APRIOYJ50/S/SP/EX(4JP/4LV)-since 1994-

YJ50

「Standard」

先代と併売する形で登場したので五代目なんだけど派生と言った方がしっくり来るアプリオこと4JP型。

このモデルは成熟してきた市場のニーズにあった原付というのがコンセプト。

最大の特徴はクラストップとなる6Lの燃料タンクと大容量のメットインスペース。そして今でこそ当たり前なメインスイッチ兼メットオープナーを初めて採用したスクーターだったりします。

アプリオの装備

とにかく使い勝手を第一にという配慮が随所に施されており

『スタイルのジョグ、使い勝手のアプリオ』

という棲み分けでした。

ちなみにアプリオはその快適装備の充実もあってディスクブレーキタイプのEXや質感を高めたスペシャルなどJOGに負けず劣らずバリエーションが色々あったんですが、そんな中でも紹介しておきたいのがタイプ2と呼ばれるモデル。

アプリオ タイプ2

一見すると何てことないアプリオに見えるんですが、チラリと見えている赤い冷却ファンからも分かる通りこれZRと同じ7.2馬力のスーパーZエンジンを積んだアプリオ。

見た目は至って地味で便利なアプリオ・・・だけどメチャクチャ速いっていうマニア向けなモデルでした。

1996年にキャブとヘッドライトの見直し、2001年に盗難防止装置とブレーキの見直しが入ったんですが、それよりもアプリオで忘れてはいけないのがカタログに起用された方。

カタログ写真

ゴン中山さんです。ちなみに写真のアプリオは限定のジュビロ磐田カラー。

当時はJリーグ全盛期でテレビCMもバンバン打っていたので覚えている人も多いのではないでしょうか。

※YJ50EX/4LV1|アプリオEX

※YJ50S/4LV2~4|アプリオType-II

※YJ50S/4JP|アプリオ限定カラー

※YJ50SP/4JP|アプリオスペシャル

※YJ50R/5AU|ビーノ

主要諸元
全長/幅/高 1615/630/1000mm
{1635/630/1020mm}
シート高 715mm
{730mm}
車軸距離 1135mm
{1150mm}
車体重量 61kg(乾)
{66kg(乾)}
燃料消費率 68.0km/L
※定地走行テスト値
燃料容量 6.0L
エンジン 空冷2サイクル単気筒
総排気量 49cc
最高出力 6.8ps/6500rpm
{7.2ps/7000rpm}
最高トルク 0.75kg-m/6000rpm
{0.74kg-m/6500rpm}
変速機 Vベルト式
タイヤサイズ 前後80/90-10
{前後90/90-10}
バッテリー GT4B-5
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
BPR7HS
[BPR6HS※93~96]
推奨オイル ヤマハ純正スーパーオイル
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
1.4L
{0.8L}
スプロケ
Vベルト 3KJ-17641-00
[4JP-17641-00※96以降]
{3VP-17641-00※TypeII}
{4JP-17641-00※97~TypeII}
車体価格 142,000円(税別)
{149,000円(税別)}
※スペックは4JP
※{}内はTypeII
系譜図
27V 1983年
CE50E/ES
(27V/48F/1KX/1RN/2EX)

CG50 1987年
CG50E/ED/ES/Z
(2JA/2TA/2TE/3CP)
CY50 1989年
CY50/D/H/HS/Z
(3KJ/3RY)
YG50 1991年
YG50/D/Z/ZS/EX
(3YJ/3YK)
YJ50 1994年
APRIO
YJ50/EX/S/R
(4JP/4LV/5AU)
YV50 1997年
YV50/C/Z/H
(5BM/5EM/5GD)
CV50 2001年
CV50/A/R/ZR
(5KN/5PT/5SU/5SW)
CE50 2007年
CE50/D/P/ZR
(3P3)
CEH50 2018年
CEH50/D
(B3K)

JOG YG50/Z(3YJ/3YK)-since 1991-

YG50

「クオリティ&スポーティ」

リアが少し丸くなったネクストゾーンこと四代目JOGの3YJ型。

MFバッテリーの採用でスペースを更に拡大、更にモールサイドカバーを大きく拡充しプロテクション性も向上。

カラーリング

多彩かつ奇抜なカラーリングも順当に進化。

でも一番の変更点は16mmの大径キャブとワイドレシオVマチックを搭載した

『スーパーZエンジン』

と呼ばれる7馬力エンジンを搭載した事。

翌年の92年には初代ZモデルことJOG-Z/3YKも登場。

カタログ写真

ストップランプ付きスポイラーにセリアーニタフォークにディスクブレーキ、更にキャリパーはブレンボという原付にあるまじき豪華さ。

しかしこのYG50で何よりも紹介しないといけないのが

「JOGといえばコレ」

と言う人も多い95年登場のZR。

ZR/3YK

クラス最高となる7.2馬力エンジンにリザーバータンク付きサスペンションとハイマウントスポイラーを備えたJOGのトップグレード。

フルスペックJOGとして多くの若者を釘付けにしました。

反町隆史JOG

ちなみにカタログには反町隆史さんが起用されています。

※YG50D/3YJ|JOGトランク

※YG50EX/3YJ|JOG EX(ディスク&ブレンボ)

※YG50Z/3YK1~6|JOG Z

※YG50ZS/3YK|JOG ZS(Zのツートン)

※YG50Z/3YK7~A|JOG ZR(7.0馬力)

※YG50Z/3YKB|JOG ZR(6.8馬力)

主要諸元
全長/幅/高 1615/610/990mm
[1625/660/1020mm]
シート高 715mm
[750mm]
車軸距離 1115mm
[1130mm]
車体重量 62kg(乾)
[66kg(乾)]
燃料消費率 55.0km/L
※定地走行テスト値
燃料容量 4.0L
エンジン 空冷2サイクル単気筒
総排気量 49cc
最高出力 7.0ps/7000rpm
[7.2ps/7000rpm]
最高トルク 0.73kg-m/6500rpm
[0.74kg-m/6500rpm]
変速機 Vベルト式
タイヤサイズ 前後80/90-10(34J)
[前後90/90-10(40J)]
バッテリー GT4B-5
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
BPR7HS
推奨オイル ヤマハ純正スーパーオイル
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
0.8L
スプロケ
Vベルト 3KJ-17641-00
[3VP-17641-00/
4JP-17641-00※97以降]
車体価格 134,000円(税別)
[168,000円(税別)]
※スペックは3YJ
※[]内は94ZR(YG50Z)
系譜図
27V 1983年
CE50E/ES
(27V/48F/1KX/1RN/2EX)

CG50 1987年
CG50E/ED/ES/Z
(2JA/2TA/2TE/3CP)
CY50 1989年
CY50/D/H/HS/Z
(3KJ/3RY)
YG50 1991年
YG50/D/Z/ZS/EX
(3YJ/3YK)
YJ50 1994年
APRIO
YJ50/EX/S/R
(4JP/4LV/5AU)
YV50 1997年
YV50/C/Z/H
(5BM/5EM/5GD)
CV50 2001年
CV50/A/R/ZR
(5KN/5PT/5SU/5SW)
CE50 2007年
CE50/D/P/ZR
(3P3)
CEH50 2018年
CEH50/D
(B3K)

JOG CY50/Z/D/H(3KJ/3RY)-since 1989-

CY50

「NEW JOG」

大きく生まれ変わった三代目JOGこと3KJ型。

何が変わったってもちろんスタイリッシュさはそのままにメットイン機能が付いたこと。

CY50の機能

新設計の横型エンジンもTZR譲りの両弁V型タイプへの変更で6.8馬力と向上。

元々スタイリッシュなのが好評だった上にメットインまで付いたとあって人気は再び急上昇しました。

ブロス

ちなみに若者向けということで、宣伝にも若者に人気だったイギリスのロックバンド『BROS』を起用。

その影響力は凄まじく、CM放送時間に対する問い合わせの電話が鳴り止まなかったそう。

ディスクブレーキを装備したスポーツモデルの3RY型も一年遅れで登場。

CY50Z

もうこの時点で現代の原付となにも変わらない完成形なんですが・・・三代目JOGのスポーツモデルといったらやっぱりコレ。

ジョグTECH21

当時を知る人には説明不要とも言えるであろう平さんでおなじみTECH21限定カラー。

『スタイリッシュかつ実用的かつスポーティ』

という三拍子揃っていたこの三代目JOGは、かつての輝きを取り戻すどころか超えるほどの人気で生産台数も累計で150万台を突破しました。

※CY50D/3KJ JOGトランク(フロントボックス付)

※CY50H/3KJ ジョグポシェM(フロントバスケット付)

※CY50HS/3KJ ジョグポシェP(上記のポリカバスケット)

※CY50Z/3RY1~2 JOG SPORT

※CY50Z/3RY3 JOG-Z

主要諸元
全長/幅/高 1600/610/960mm
シート高 710mm
車軸距離 1115mm
車体重量 60kg(乾)
燃料消費率 60.0km/L
※定地走行テスト値
燃料容量 3.5L
エンジン 空冷2サイクル単気筒
総排気量 49cc
最高出力 6.8ps/7000rpm
最高トルク 0.71kg-m/6500rpm
変速機 Vベルト式
タイヤサイズ 前後80/90-10(34J)
バッテリー GT4L-BS
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
BPR7HS
推奨オイル ヤマハ純正スーパーオイル
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
0.8L
スプロケ
Vベルト 3KJ-17641-00
4JP-17641-00※97以降
車体価格 126,000円(税別)
※スペックは3KJ
系譜図
27V 1983年
CE50E/ES
(27V/48F/1KX/1RN/2EX)

CG50 1987年
CG50E/ED/ES/Z
(2JA/2TA/2TE/3CP)
CY50 1989年
CY50/D/H/HS/Z
(3KJ/3RY)
YG50 1991年
YG50/D/Z/ZS/EX
(3YJ/3YK)
YJ50 1994年
APRIO
YJ50/EX/S/R
(4JP/4LV/5AU)
YV50 1997年
YV50/C/Z/H
(5BM/5EM/5GD)
CV50 2001年
CV50/A/R/ZR
(5KN/5PT/5SU/5SW)
CE50 2007年
CE50/D/P/ZR
(3P3)
CEH50 2018年
CEH50/D
(B3K)

JOG CG50/ED/ES/Z(2JA/2TA/2TE/3CP)-since 1987-

CG50

「スタイリッシュ センセイション」

二代目となるCG50/2JA型。

CG50Z

見た目もクチバシが若干スラント化されこの時点で既に現代的な形となり、カラーリングもパール・スポーティ・カジュアルと多彩な色を展開。

ただそれよりも大きく変わったのがエンジン。

クランクから燃焼室まで新たに見直され、さらに大容量マフラーなどに変更されたことで馬力が一気に上がって6馬力に。

CG50Z

更に翌年にはセニアーニフォークとディスクブレーキを搭載し6.3馬力になったスポーツエディションのCG50Z/3CP型も販売。

ますます引っくり返る様になったかと思いきやソコは考えられていて、ホイールベースが延長されタイヤも3.00にワイド化などで安定性も向上しました。

少し話が脱線するんですが、80年代に一大ブームとなったファミリーバイクは女性の社会進出に合致したことで大ヒットとなりました。

80年ごろのソフトバイク

そのためCMでも女優さんなどを起用し、スーパーや百貨店で普通に買えた。

今でいえばジャスコで原付売ってたようなものです。

その一方でJOGはどちらかと言うと若者向け・・・じゃあ何処で宣伝していたのかというと実は雑誌。

メンズファッション雑誌

『POPEYE』や『FINEBOYS』といった今もある若者向けメンズファッション雑誌でマストアイテムとして宣伝されていた。

今では信じられない話ですね。

・・・が実はこの二代目ジョグ、先代とは違い少し苦戦を余儀なくされます。

カタログ写真

その理由は主に二つ。

一つは1986年の道路交通法改正で、原付もヘルメットの着用が義務付けられたから。

気軽に乗れることが武器だった原付にこのヘルメット義務化は大きく負担だったようで原付市場が縮小傾向に。

そしてもう一つはライバルだったタクトがそれを逆手に取った強烈なモデルチェンジをしたから。

タクトフルマーク

通称『メットインタクト』と呼ばれている事からも分かるよう、義務化されたヘルメットをスタイリッシュに収納できる原付として大ヒット。

一方で縦型エンジンでメットインを備えていなかったジョグは先代ほどの人気は出ず。

ジョグスポーティ

走りのコンパクトボディと広いステップを狙った設計が仇となってしまったわけです。

一応ヤマハも先にボクスンでメットインタイプを出していて、その後もチャンプとか続けていたんですけどね。

ヤマハチャンプ

ただリアを無理やり伸ばした形だったので人気は今ひとつでした。

※CG50ED/2TA|JOGパール

※CG50ES/2TE|JOGスポーティ

上記の違いは色のみ

主要諸元
全長/幅/高 1610/600/975mm
[1620/625/990mm]
シート高 700mm
[705mm]
車軸距離 1115mm
[1125mm]
車体重量 56kg(乾)
[60kg(乾)]
燃料消費率 80.0km/L
※定地走行テスト値
燃料容量 3.5L
[3.3L]
エンジン 空冷2サイクル単気筒
総排気量 49cc
最高出力 6.0ps/7000rpm
[6.3ps/7000rpm]
最高トルク 0.63kg-m/6000rpm
[0.65kg-m/6500rpm]
変速機 Vベルト式
タイヤサイズ 前後3.00-10-2PR
バッテリー YB4L-B
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
BP7HS/BP8HS
または
W22FP-U/W24FP-U
推奨オイル ヤマハ純正スーパーオイル
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
0.8L
スプロケ
Vベルト 2JA-17641-00
車体価格 109,000円(税別)
[129,000円(税別)]
※[]内はスポーツ(3CP)
系譜図
27V 1983年
CE50E/ES
(27V/48F/1KX/1RN/2EX)

CG50 1987年
CG50E/ED/ES/Z
(2JA/2TA/2TE/3CP)
CY50 1989年
CY50/D/H/HS/Z
(3KJ/3RY)
YG50 1991年
YG50/D/Z/ZS/EX
(3YJ/3YK)
YJ50 1994年
APRIO
YJ50/EX/S/R
(4JP/4LV/5AU)
YV50 1997年
YV50/C/Z/H
(5BM/5EM/5GD)
CV50 2001年
CV50/A/R/ZR
(5KN/5PT/5SU/5SW)
CE50 2007年
CE50/D/P/ZR
(3P3)
CEH50 2018年
CEH50/D
(B3K)

JOG CE50E(27V)-since 1983-

CE50E

「スタイリッシュ・スプリンター」

ヤマハの原付を代表するジョグ。

その記念すべき初代がこの1983年に登場したCE50E/27V型。

当時はHY戦争が終戦した直後だったのですが、ファミリーバイク需要はまだまだ高かった事もあり発売された忘れ形見の様な原付。

しかしながら今でも名前が残っている通り、このモデルが市場に与えたインパクトはそれはそれは強烈でした。

初代ジョグ

まず第一に上げられるのがライトウェイトスポーツと呼べる原付だった事。

馬力こそ4.5psと決して高いとはいえなかったものの、かわりにコンパクトな車体とハイテン鋼管フレームによって車重はわずか49kg。

更にセル始動に加え二輪初のオートチョーク&CDI点火で走りは十分・・・十分というか

・荷重がリア寄り

・ショートホイールベース

・とにかく軽い

という事から簡単にウィリーする。

今の原付の間隔でアクセルを捻ると十人中十人が引っくり返る。

CE50Eカタログ

まさに『ピーターパン気分』を味わえるわけです・・・というのは冗談ですが、正にスプリンターの様な原付だったジョグはターゲットだった若者を中心に非常に人気が出ました。

ただし、人気が出たのは走りの部分だけではありません。

100km/Lという超低燃費もそうですが、それ以上に衝撃的だったのが見た目・・・と言っても当時を知らない人は分からない。

一体型フェンダー

それはボディ一体型となったフロントフェンダーです。

「別に珍しくないのでは」

と今でこそ思いますが、当時としては非常に斬新だった。

珍しくないと思えるのはこのジョグが多大な影響を与え、デファクトスタンダードにまでしたからなんです。

ペリカンジョグ

その特徴的なフェンダーがクチバシに見える事から

「ペリカンジョグ」

という愛称で今も呼ばれています。

※1984/48F|60km/h規制

※1985/1HH|メーター一新

※1986/1KX|エンジン見直し

※1986/1RN|ピレリタイヤのSP

※1986/2EX|エンジン見直しで5.3馬力に

主要諸元
全長/幅/高 1555/605/965mm
シート高 690mm
車軸距離 1075mm
車体重量 49kg(乾)
燃料消費率 100.0km/L
※定地走行テスト値
燃料容量 3.0L
エンジン 空冷2サイクル単気筒
総排気量 49cc
最高出力 4.5ps/7000rpm
最高トルク 0.54kg-m/5500rpm
変速機 Vベルト式
タイヤサイズ 前後2.75-10-2PR
バッテリー YB4L-B
または
FB4L-B
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
BP4HS/BP5HS/BP6HS
または
W14FPL/W16FP/W20FP
推奨オイル ヤマハ純正スーパーオイル
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
0.8L
スプロケ
Vベルト 23Y-17641-00
車体価格 99,000円(税別)
※スペックは27V
系譜図
27V 1983年
CE50E/ES
(27V/48F/1KX/1RN/2EX)

CG50 1987年
CG50E/ED/ES/Z
(2JA/2TA/2TE/3CP)
CY50 1989年
CY50/D/H/HS/Z
(3KJ/3RY)
YG50 1991年
YG50/D/Z/ZS/EX
(3YJ/3YK)
YJ50 1994年
APRIO
YJ50/EX/S/R
(4JP/4LV/5AU)
YV50 1997年
YV50/C/Z/H
(5BM/5EM/5GD)
CV50 2001年
CV50/A/R/ZR
(5KN/5PT/5SU/5SW)
CE50 2007年
CE50/D/P/ZR
(3P3)
CEH50 2018年
CEH50/D
(B3K)