Address V125/G(CF46A K5~7)-since 2005-

ADDRESS V125

ここに来て登場するのが今だ現役でビュンビュンと街中を色んな意味で走り回ってるアドレスV125

ぶっちゃげると名前はアドレスだけどヴェクスター125(CF42A)の後継とも言えなくもない。

V125はあまりのメジャーさに気付かれないけど実はクラス初となるインジェクション車。そしてクラス最軽量でもあったりする。

アドレスV125

しかもただ単にFI化しただけじゃなく、先代の動力性能を超えることが至上命題だったからFI化された。

その言葉通りV125は原二らしからぬ加速力を持っている。この事で「通勤快速」という異名から「通勤特急」に格上げ。

実は数々のリコールがあってるんだけどその速さ欲しさに今でもこの年式のモデルは人気だったりする。

原二スクーターとしては最速の部類のバイク。

主要諸元
全長/幅/高 1750/635/1030mm
シート高 740mm
車軸距離 1235mm
車体重量 85kg(乾)
[88kg(乾)]
燃料消費率 56.0km/L
※定地走行テスト値
燃料容量 6.0L
エンジン 空冷4サイクルSOHC単気筒
総排気量 124cc
最高出力 11.4ps/7500rpm
最高トルク 1.2kg-m/6000rpm
変速機 Vベルト
タイヤサイズ 前90/90-10(50J)
後100/90-10(56J)
バッテリー YTX7A-BS
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
CR6HSA
推奨オイル スズキ純正オイル
エクスター
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
全容量1.1L
交換時0.95L
フィルター交換時1.0L
ベルト 27601-33G00
車体価格 208,950円(税込)
[229,950円(税込)]
※[]内はG
系譜図
アドレス501987年
Address50/チューン(CA1CA/B)
アドレスV501990年
Address V50/Vチューン(CA1FA)
アドレスV1001991年
Address V100/S(CE11A/CE13A)
アドレス110

1998年
Address110(CF11A)

アドレスV125/G規制前モデル2005年
Address V125/G(CF46A K5~K7)
アドレスV125規制後モデル2009年
Address V125/G(CF4EA K9~)
アドレスV125S2010年
Address V125/S/SS(CF4EA/CF4MA L0~)
2015アドレス1102015年
Address110(CE47A)
2017アドレス1252017年
Address125(DT11A)

Address110(CF11A)-since 1998-

アドレス110

アドレスシリーズの中で忘れられがちな110は一応V100の後継モデルとしてデビューした。

「アドレスを超えるのはアドレスだけ」

というキャッチコピーを引き下げ登場した・・・のはいいんだけどV100との併売というスズキ特有の独特な販売戦略を取った。

差別化のためなのか、それまでのアドレスシリーズのデザインからガラッと変わってイタリアンなテイストのものに。

これが下駄車としてはミスマッチだと不評だった。しかもV100より四万円も高い車体価格だった事が災いして鳴かず飛ばず。

・剛性の高い新設計フレーム
・大容量メットインスペース
・12インチホイール
・クラス最大の排気量

性能に関しては文句の付け所が無いんだけど、Addressというバイクに気品を求める人が居なかったんだろうね。

でもまあ結局V100同様に2st終焉の2003年まで一緒に発売されていました。

主要諸元
全長/幅/高 1675/635/1015mm
シート高
車軸距離 1190mm
車体重量 97kg(装)
燃料消費率 41.0km/L
※定地走行テスト値
燃料容量 6.0L
エンジン 空冷2サイクル単気筒
総排気量 113cc
最高出力 10.0ps/6000rpm
最高トルク 1.3kg-m/5500rpm
変速機 Vベルト
タイヤサイズ 前90/90-12(44J)
後100/80-12(56J)
バッテリー FTZ5L-BS
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
BPR7HS
推奨オイル スズキ純正オイル
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
全容量1.2L
ベルト 27601-16F12
車体価格 239,000円(税別)
系譜図
アドレス501987年
Address50/チューン(CA1CA/B)
アドレスV501990年
Address V50/Vチューン(CA1FA)
アドレスV1001991年
Address V100/S(CE11A/CE13A)
アドレス110

1998年
Address110(CF11A)

アドレスV125/G規制前モデル2005年
Address V125/G(CF46A K5~K7)
アドレスV125規制後モデル2009年
Address V125/G(CF4EA K9~)
アドレスV125S2010年
Address V125/S/SS(CF4EA/CF4MA L0~)
2015アドレス1102015年
Address110(CE47A)
2017アドレス1252017年
Address125(DT11A)

AddressV100/S(CE11A/13A)-since 1991-

アドレスV100

先に紹介したアドレスVチューンをベースに99ccまでボアアップしというたアドレスV100
「通勤快速」の異名を持つバイクとして有名ですね。

ベースは50のアドレスと同じだから原付二種として見るととっても軽量コンパクト。そんなボディに2st100ccのパワフルエンジンを積んでるので当然ながら速い。

値段も20万円を切る破格の安さ。まさに使い勝手に特化したお手本のような下駄車と言える。

10年売られたロングセラーバイクなんだけど、凄いのは年次改良を重ねていったにも関わらず値段はずっと据え置きだったこと。

主要諸元
全長/幅/高 1745/610/1015mm
シート高 720mm
車軸距離 1235mm
車体重量 90kg(装)
燃料消費率 43.0km/L
※定地走行テスト値
燃料容量 6.0L
エンジン 空冷2サイクル単気筒
総排気量 99cc
最高出力 9.0ps/6000rpm
最高トルク 1.1kg-m/5000rpm
変速機 Vベルト
タイヤサイズ 前後3.50-10(51J)
バッテリー FTX5L-BS
プラグ
※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価
BPR7HS
推奨オイル スズキ純正オイル
オイル容量
※ゲージ確認を忘れずに
全容量0.8L
ベルト 27601-04C03
車体価格 199,000円(税別)
系譜図
アドレス501987年
Address50/チューン(CA1CA/B)
アドレスV501990年
Address V50/Vチューン(CA1FA)
アドレスV1001991年
Address V100/S(CE11A/CE13A)
アドレス110

1998年
Address110(CF11A)

アドレスV125/G規制前モデル2005年
Address V125/G(CF46A K5~K7)
アドレスV125規制後モデル2009年
Address V125/G(CF4EA K9~)
アドレスV125S2010年
Address V125/S/SS(CF4EA/CF4MA L0~)
2015アドレス1102015年
Address110(CE47A)
2017アドレス1252017年
Address125(DT11A)

Z125/PRO(BR125H)-since 2016-

Z125PRO

グロムに対抗すべくFI化しボアを3mm拡大で遂にフルスケールとなったKSR125ならぬZ125。

KSRの名前が無くなっちゃったのは少し残念。

このミニモタード市場はみんな止めちゃっててKSRしか残ってなかったんだけど、先に言った通りホンダからグロム、更にイタリアのベネリからもTNT125というライバル登場でKSRも左団扇ではいられなくなった。

TNT125

そこで対抗すべくフルスケール化というわけ。上の写真がTNT125(日本未入荷)です。

んでまあTNT125は置いとくとしてグロムとの比較だけど、これがまあ見事にほぼ互角。

Z125 グロム 比較

Z125が優っている点は航続距離。なんかモンキーとゴリラの関係に似てるね。

パッと見だと先代KSR110とは別のバイクに見えるけど、中身で言うとフレームや足回りも基本的にKSRのまま。違って見えるのはフレームカバーとアンダーカウルが付いたから。

Z125フロント

なおのことKSRのままでいいじゃんと思うけど、いい加減しつこいのでもう言いません。まあ社内でもKSRのまま行くかZに改名するか揉めたみたいだけどね。

Z125メーター

しかしホント125のメーターじゃないですね。3000rpmまでが短いとかスポーティでカッコいい。旧型乗りからの嫉妬が凄そう。

ただ、気を悪くされる人が居たら申し訳ないんですがKSR(Z)好きとして個人的な事を言わせてもらえば見た目もこれだけ凄いんだからスペックももう少し頑張って欲しかったなというのが正直な所。

Z125

というのも今125ccで速いバイクといえばMT-125やYZF-R125の15馬力車。

なんで15馬力かって言うと欧州の上限が15馬力だからなんですがそれは置いとくとして、125ccにおいて15馬力と10馬力の差っていうのはハッキリ言って誰が乗っても分かるレベル。だからKSRもといZ125には是非とも15馬力かそれに近い馬力を発揮するエンジンを積んでKSR2時代の”小さいのに速い”というかつての勇姿を取り戻して欲しかった。

Z125エンジン

Z125の横型エンジンで15馬力まで持って行くには水冷化を始めとしたエンジン見直しが必要で車重増やコスト面で難しいのは分かるんですが、Zファミリーに仲間入りしたわけだしトコトコ系のグロムと差別化するためにも・・・って言っても後の祭りか。

Zファミリー

でもこうやって勇ましい兄者達と並べると末っ子らしくて可愛いですね。時代はトコトコミニモタなのか。

ところで今回はクラッチ付きのMTグレード(PRO)のみ。更に二人乗り出来るようになったんですね。二人乗りなんてKSRシリーズとしては初です。乗る人が居るかは別問題としても乗ろうと思えば乗れるというのは大きいかと。

主要諸元
全長/幅/高 1700/750/1005mm
シート高 780mm
車軸距離 1175mm
車体重量 102kg(装)
燃料消費率 50.0km/L
※定地走行テスト
燃料容量 7.4L
エンジン 空冷4サイクルOHC単気筒
総排気量 124cc
最高出力 9.7ps/8000rpm
最高トルク 0.98kgf-m/6500rpm
変速機 常時噛合式4速リターン
タイヤサイズ 前100/90-12(49J)
後120/70-12(51J)
バッテリー FTH4L-BS
プラグ CR6HSA
推奨オイル カワサキ純正オイルR4/S4
または
MA適合品SAE10W-40
オイル容量 全容量1.0L
交換時0.8L
フィルター交換時0.9L
スプロケ 前14|後30
チェーン サイズ420|リンク100
車体価格 320,000円(税別)
系譜図
90SS/S1968年
90S/SS
(G8)
KH901977年
KH90
(KH90C)
AR50-801981年
AR50/80
(AR50/AR80)
KS-1/21987年
KS-1/2
(MX50A/80A)
KSR-1/21990年
KSR-1/2
(MX50B/80B)
KSR110国内モデル2002年
KSR110
(KL110A)
KSR110後期モデル2012年
KSR110
(KL110D)
KSR110プロ2014年
KSR PRO
(KL110E)
2016年
Z125/PRO
(BR125H)

【関連車種】
GROMの系譜YZF-R125の系譜Small DUKEの系譜RS4 125の系譜

KSR PRO(KL110E)-since 2014-

KSR110PRO

「なんで遊びのバイクで自動遠心クラッチなんだ!」

マニュアル仕様を追加してきたあたりそう思ってた人が多かったのかもしれない。

マニュアル化

GROMへの対抗か。

その他の部分は幅が15mm広くなった事以外はD型とはほぼ変わりません。

このモデルがキャブとしては最終モデルになります。

主要諸元
全長/幅/高 1725/740/1020mm
シート高 750mm
車軸距離 1170mm
車体重量 95kg(装)
燃料消費率 -km/L
※定地走行テスト
燃料容量 7.3L
エンジン 空冷4サイクルOHC単気筒
総排気量 111cc
最高出力 8.6ps/8000rpm
最高トルク 0.86kg-m/6000rpm
変速機 常時噛合式4速リターン
タイヤサイズ 前後100/90-12(49J)
バッテリー FTH4L-BS
プラグ CR6HSA
推奨オイル カワサキ純正オイルR4/S4/T4
または
MA適合品SAE10W-40
オイル容量 全容量1.1L
交換時0.9L
フィルター交換時1.0L
スプロケ 前14|後31
チェーン サイズ420|リンク100
車体価格 275,000円(税別)
系譜図
90SS/S1968年
90S/SS
(G8)
KH901977年
KH90
(KH90C)
AR50-801981年
AR50/80
(AR50/AR80)
KS-1/21987年
KS-1/2
(MX50A/80A)
KSR-1/21990年
KSR-1/2
(MX50B/80B)
KSR110国内モデル2002年
KSR110
(KL110A)
KSR110後期モデル2012年
KSR110
(KL110D)
KSR110プロ2014年
KSR PRO
(KL110E)
2016年
Z125/PRO
(BR125H)

KSR110(KL110D)-since 2012-

KSR110後期

これまた排ガス規制で生産終了となったもののアジアでは継続して売られていたKSR110。

だから国内ライダー達は2012年にフルモデルチェンジされても指を加えて眺めるしか無かったんだけど、再販を望む声に答えて2013年になって急に国内へ逆輸入する形に。

外見はグッと新しくDトラ125風の攻撃的なデザインになったほか、ホイールのキャスト化などの変更。

タイ製KSR110

そしてなんとセルまで(D型)付きなんですが、それより驚きなのが「FIじゃなくキャブ」だと言う事。

かつてNinja250Rの開発者インタビューで中の人が言ってたんだけど

「実際問題としてキャブでも排ガス規制を通そうと思えば通せる。でもそうすると仕様地によってセッティングを出す手間とコストが増えるからしない。」

と言っていました。

つまりその手間を掛けてでも日本仕様に合わせてきたということ。よっぽど再販の声が強かったんでしょうね。

主要諸元
全長/幅/高 1725/725/1020mm
シート高 750mm
車軸距離 1170mm
車体重量 95kg(装)
燃料消費率 -km/L
※定地走行テスト
燃料容量 7.3L
エンジン 空冷4サイクルOHC単気筒
総排気量 111cc
最高出力 8.6ps/8000rpm
最高トルク 8.8kg-m/6000rpm
変速機 常時噛合式4速リターン
タイヤサイズ 前後100/90-12(49J)
バッテリー FTH4L-BS
プラグ CR6HSA
推奨オイル カワサキ純正オイルR4/S4/T4
または
MA適合品SAE10W-40
オイル容量 全容量1.1L
交換時0.9L
フィルター交換時1.0L
スプロケ 前14|後31
チェーン サイズ420|リンク100
車体価格 274,286円(税別)
系譜図
90SS/S1968年
90S/SS
(G8)
KH901977年
KH90
(KH90C)
AR50-801981年
AR50/80
(AR50/AR80)
KS-1/21987年
KS-1/2
(MX50A/80A)
KSR-1/21990年
KSR-1/2
(MX50B/80B)
KSR110国内モデル2002年
KSR110
(KL110A)
KSR110後期モデル2012年
KSR110
(KL110D)
KSR110プロ2014年
KSR PRO
(KL110E)
2016年
Z125/PRO
(BR125H)

KSR110(KL110E前期)-since 2002-

KL110E

KSR-1/2の生産終了から二年後にデビューしたKSR110

見た目は殆ど変わらずエンジンを空冷4stの110cc一本化し50ccモデルは残念ながら廃止。更にミッションをそれまでのマニュアル式から自動遠心クラッチ式に変更。

「走りのモデルでクラッチレスとはどういうこっちゃ」

と言われまくった。
恐らく4st化でパワーダウンは避けられない。それならいっそAT限定でも乗れるトコトコ楽ちん仕様に・・・という思惑。。。か?

足回りは相変わらず一級品なのにクラッチレスというのがちょっとチグハグな印象。

KL110

しかしエンジンレイアウトを見るに(いま話題のGROMもそうだけど)

「パワー不足を感じる人は自己責任でボアアップして下さい」

と言わんばかりのレイアウト。
まあ「ボアアップに優るチューン無し」という名言もあるくらいだからそういう事なんだろう。ミッションのマニュアル化も幸いな事にアフターメーカーの物があるので逃げ道はある。

「ところでこの110ccはどこから来たの?」

と鋭い人は思うかもしれない。だってカワサキに110ccのバイクなんて他にないもんね。答えはこれ

KLX110

本場競技用のモトクロッサーであるKLX110のエンジンを使ってる。つまりKSR110はモタードでありながらモトクロッサーの血が流れている。しかも元のこっちはマニュアルクラッチ。

今の時代4miniに速さを求めちゃいけないのは仕方ないけど、でもホントに何で自動遠心クラッチにしたんだろうね・・・タイの影響かなあ?

主要諸元
全長/幅/高 1670/705/995mm
シート高 750mm
車軸距離 1165mm
車体重量 84kg(乾)
燃料消費率 -km/L
※定地走行テスト
燃料容量 7.3L
エンジン 空冷4サイクルOHC単気筒
総排気量 111cc
最高出力 8.4ps/8500rpm
最高トルク 0.83kgf-m/6500rpm
変速機 常時噛合式4速リターン
タイヤサイズ 前後100/90-12(48J)
バッテリー FTH4L-BS
プラグ CR6HSA
推奨オイル カワサキ純正オイルR4/S4
または
MA適合品SAE10W-40
オイル容量 全容量1.0L
交換時0.8L
フィルター交換時0.9L
スプロケ 前15|後31
チェーン サイズ420|リンク100
車体価格 249,000円(税別)
系譜図
90SS/S1968年
90S/SS
(G8)
KH901977年
KH90
(KH90C)
AR50-801981年
AR50/80
(AR50/AR80)
KS-1/21987年
KS-1/2
(MX50A/80A)
KSR-1/21990年
KSR-1/2
(MX50B/80B)
KSR110国内モデル2002年
KSR110
(KL110A)
KSR110後期モデル2012年
KSR110
(KL110D)
KSR110プロ2014年
KSR PRO
(KL110E)
2016年
Z125/PRO
(BR125H)

KSR-1/2(MX050B/80B)-since 1990-

KSR-2

AR、KSと苦汁をのまされたカワサキが打倒TDR50/80を掲げたかは定かじゃないけど本気で作り込んできたミニモタードのKSR-Ⅰ/Ⅱ

先代までのネガだった空冷エンジンを水冷化しTDR同様に低速寄りにリセッティング。そして原付なのに倒立サスや前後ディスクなど足回りの強化。

これが大ヒットとなり10年近くモデルチェンジすることなく売れ続けた。しかし残念ながら規制強化により2000年に生産終了。
翌年には後継がデビューするんだけど2stと4stという事で方向性が変わったので今でも2stのKSR-1/2は人気が高く値が落ちない。

KSRワンメイクレース

あとこれは余談だけど実はポンキッキーズのガチャピンがKSR80のワンメイクレースに出たりした。

更に言うとKSR-1はカワサキにとって今のところ最後の50ccバイクとなっている。

主要諸元
全長/幅/高 1660/720/960mm
シート高 715mm
車軸距離 1140mm
車体重量 77kg(乾)
燃料消費率 71.0km/L
[63.0km/L]
※定地走行テスト
燃料容量 8.0L
エンジン 水冷2サイクル単気筒
総排気量 49cc
[79cc]
最高出力 7.2ps/8000rpm
[10.0ps/8000rpm]
最高トルク 0.65kg-m/7000rpm
[0.95kg-m/7000rpm]
変速機 常時噛合式6速リターン
タイヤサイズ 前後100/90-12(48J)
バッテリー YB2.5L-C-4
プラグ BR8ES
[BPR8ES]
推奨オイル カワサキ純正2サイクルオイル
オイル容量 全容量1.0L
スプロケ 前13|後49
[前15|後40]
チェーン サイズ420|リンク112
[サイズ420|リンク108]
車体価格 233,000円(税別)
[248,000円(税別)]
※[]内はKS-II
系譜図
90SS/S1968年
90S/SS
(G8)
KH901977年
KH90
(KH90C)
AR50-801981年
AR50/80
(AR50/AR80)
KS-1/21987年
KS-1/2
(MX50A/80A)
KSR-1/21990年
KSR-1/2
(MX50B/80B)
KSR110国内モデル2002年
KSR110
(KL110A)
KSR110後期モデル2012年
KSR110
(KL110D)
KSR110プロ2014年
KSR PRO
(KL110E)
2016年
Z125/PRO
(BR125H)

KS-1/2(MX050A/080A)-since 1987-

KS-1

ARシリーズの後継としてデビューしたミニモタードのKS-IとKS-II。

当時は原付&原二はGAGやYSR50をキッカケにレプリカに火が付いた頃でホンダからもNSR50が登場。そしてカワサキからも遂にニューモデルが登場・・・と思ったらレプリカじゃなくてモタードで肩透かしを食らった人は多いかと。

エンジンはARの物をそのまま流用したもので既にルックスはKSRと通ずる所があるが、KSRと違ってあまり人気は出ず三年しか発売されませんでした。

TDR50

というのもモタードというニッチなカテゴリなのに加え、翌年にヤマハからTDR50/80というこれまたRZ50ベースの水冷エンジンを積んだ本格的原付デュアルパーパスが出ちゃったから勝負にならなかった。

二代続けてヤマハに潰されちゃったカワサキは相当悔しかったと思う。

TDR50

でも諦めなかったから今があるんですよね。

主要諸元
全長/幅/高 1560/730/890mm
シート高
車軸距離 1110mm
車体重量 66.5kg(乾)
燃料消費率 -km/L
※定地走行テスト
燃料容量 9.0L
エンジン 空冷2サイクル単気筒
総排気量 49cc
[78cc]
最高出力 7.2ps/8500rpm
[9.2ps/8000rpm]
最高トルク 0.62kg-m/8000rpm
[0.85kg-m/7500rpm]
変速機 常時噛合式6速リターン
タイヤサイズ 前後100/90-12(49J)
バッテリー FTH4L-BS
プラグ BR8ES
[BPR8ES]
推奨オイル カワサキ純正2サイクルオイル
オイル容量 全容量1.0L
スプロケ 前14|後40
[前15|後30]
チェーン サイズ420|リンク106
[サイズ420|リンク100]
車体価格 183,000円(税別)
[195,000円(税別)]
※[]内はKS-II
系譜図
90SS/S1968年
90S/SS
(G8)
KH901977年
KH90
(KH90C)
AR50-801981年
AR50/80
(AR50/AR80)
KS-1/21987年
KS-1/2
(MX50A/80A)
KSR-1/21990年
KSR-1/2
(MX50B/80B)
KSR110国内モデル2002年
KSR110
(KL110A)
KSR110後期モデル2012年
KSR110
(KL110D)
KSR110プロ2014年
KSR PRO
(KL110E)
2016年
Z125/PRO
(BR125H)

AR50/80(AR050/080) -since 1981-

KR50

細身のスリムボディに90Sから続くエンジンを搭載したARシリーズ。50と80の他にも125があったけどちょっと志向も系譜も違うので今回は除外しますゴメンナサイ。

50の方はなんとカワサキとしては10年ぶりの原付。高まりつつあった50市場にカワサキが参入すると話題になった。そして蓋を開けてみたら期待を裏切らない本格スポーツの50。

カワサキはこれをKR50(KRというのはカワサキのロードレース用バイク)の様なバイクだと銘打った。

でもイマイチ波に乗れなかったAR・・・というのも火付け役となったRG50が居たのを始め、時を同じくしてホンダからは原付版CBXと言われたMBX50、そしてヤマハからAR同様の7.2馬力に加え水冷のRZ50が発売されたから。

原付スポーツ

この過熱化により原付で時速100超えが当たり前となり事故が多発。
結果として「原付は60km/hまで」とする悲しい自主規制が生まれることになる。

主要諸元
全長/幅/高 1830/625/970mm
シート高 790mm
車軸距離 1195mm
車体重量 81kg(装)
[84kg(装)]
燃料消費率 69.0km/L
[34.0km/L]
※定地走行テスト
燃料容量 9.6L
エンジン 空冷2サイクル単気筒
総排気量 49cc
[78cc]
最高出力 7.2ps/9000rpm
[10.0ps/8000rpm]
最高トルク 0.62kg-m/8000rpm
[0.89kg-m/7500rpm]
変速機 常時噛合式6速リターン
タイヤサイズ 前後2.50-18-4PR
[前2.50-18-4PR
後2.75-18-4PR]
バッテリー 6N6-1C
プラグ B8ES
[BP8ES]
推奨オイル カワサキ純正2サイクルオイル
オイル容量
スプロケ 前13|後49
[前15|後41]
チェーン サイズ420|リンク116
[サイズ420|リンク114]
車体価格 153,000円(税別)
[158,000円(税別)]
※[]内はAR80
系譜図
90SS/S1968年
90S/SS
(G8)
KH901977年
KH90
(KH90C)
AR50-801981年
AR50/80
(AR50/AR80)
KS-1/21987年
KS-1/2
(MX50A/80A)
KSR-1/21990年
KSR-1/2
(MX50B/80B)
KSR110国内モデル2002年
KSR110
(KL110A)
KSR110後期モデル2012年
KSR110
(KL110D)
KSR110プロ2014年
KSR PRO
(KL110E)
2016年
Z125/PRO
(BR125H)