REBELの系譜と追っていくと最初期(二番目)のCBであるCB72にまで遡ることができるんですが、あまりにもREBELとかけ離れてるので旧REBEL(MC16)につながるモデルを触りだけ紹介させてもらいます・・・。
というのもCB72はホンダの源流でありホンダが大事にしてきたOHC空冷二気筒エンジンなので、掘り下げるとバリーエーションや後継が本当に星の数ほどあるんです。すいません。
そんな中で最初に紹介するのはCB72の後継として登場したドリームCB250というバイク。
CB250
(CB250)
-since 1968-
マン島レースで世界に示した並列二気筒エンジンの流れを汲んでます。いま見るとオシャレなクラシックに見えるけど、当時としては250のフラッグシップモデル。
そこから1970年に細部のデザインをCB750FOURに近づけたデラックス版、1972年にはフロントディスクブレーキを採用した豪華バージョンとなるCB250セニアなどが追加。
「CB750FOUR(38万円)は絶対無理だけど250T(18万円)なら頑張れば買える」
という感じでCB250は若者に非常に人気でした。
「なんで750と250を比べてるのか」
と思われるかもしれませんが、当時の二輪免許というのは今の普通・大型ではなく、自動二輪免許だけだったから。
ヘルメット義務化もまだ先の時代です。
話をCB250に戻すと・・・1973年にはエンジンを再設計&六速ミッションを採用し両モデルを一本化したCB250Tが出ました。
CB250T
(CB250T)
-since 1973-
フル装備のCB250だったのですが、この頃になると2stのほうが軽くて速いという認識が広まりだしセールス面で苦戦。
そこでさらなるスポーツモデルとして打ち出されたのがHAWKというペットネームが与えられたホークシリーズ。
HAWK CB250T
(250T)
-since 1977-
強制開閉式CV型キャブに3バルブの超ショートストロークエンジン。
ただ400ベースだった事と4stでは分が悪かったので思うようなセールスを残せず。競争が激化していったため伝統の空冷二気筒は別の道に進むようになります。
主要諸元
全長/幅/高 | 2090/775/1075mm |
シート高 | – |
車軸距離 | – |
車体重量 | 164kg(装) |
燃料消費率 | 45.0m/L ※定地走行テスト値 |
燃料容量 | – |
エンジン | 空冷4サイクルOHC二気筒 |
総排気量 | 249cc |
最高出力 | 27ps/10000rpm |
最高トルク | 2.0kg-m/9000rpm |
変速機 | 常時噛合式5速リターン |
タイヤサイズ | 前3.00-18-4PR 後3.25-18-4PR |
バッテリー | – |
プラグ ※2つの場合は手前が、3つの場合は中央が標準熱価 |
– |
推奨オイル | – |
オイル容量 ※ゲージ確認を忘れずに |
– |
スプロケ | – |
チェーン | – |
車体価格 | 189,000円(税別) ※スペックはCB250エクスポート |